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失敗作 (200字小説)

作者: 丹羽凛

僕の名前は失敗作です。

博士がいつもそう呼んでいるから間違いありません。

人間は名前を付けるときに意味を考えると言いますが、

だとしたら僕の名前にはどんな意味があるのでしょうか。

それがとても気になります。

明日、僕は初めて外に出ます。

博士が連れて行ってくれるのです。

そこには僕と同じ仲間がたくさんいるそうです。

とても楽しみです。

眠ることのない僕だけど、動くこともない僕だけど。

ただ最後に一言、「アリガトウ」。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当に哀しくて綺麗です……。 [一言] (´;ω;`)ぶわわっ
[一言] 初めまして なんか、哀しいけど、綺麗な話でした
2013/10/13 18:00 退会済み
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