表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/20

20,会社ってだれのもの~まとめ~

神様にもいろんな神様がいます。

ここまでは、全部会社の主導権争いの話です。


でも会社は、結構④消費者の力、「お客様は神様です」問題もあります。


これは建前でもあるし、本音でもある。

ただ、この④は時代の空気により強くなったり弱くなったりします。


インターネットで個人が簡単に情報を発信できる時代がきて、「東芝クレーマー事件」みたいに、企業が一人のお客様に対抗できるようになりました。


昔の会社は、「顔が見える責任」を背負って、できるだけ真摯に応対することで信頼を積み重ねていました。しかし、それが逆効果になってしまうことがこのことで分かります


これにより、社員個人の裁量ではなく、判断のルールを作る法こうになりました。いわゆるマニュアルです。


マニュアル化により解決したかに見えましたが、SNS時代になり再び再燃。


そして、今の時代、さらに人で不足が深刻になり「カスタマーハラスメント」が注目されるようになってきました。


最近、コンビニの名札が「ニックネーム」になってたり、関東の某有名予備校だって、昔は「先生」が顔だったのに、最近は「タレント」という業務委託が前に出る。


以前は、「太客」を作るために「お客様は神様」というマーケティングを使っていたわけです。


でも、芸能の世界はこれが最後まで残りそうです。「イメージ」をお金に変える仕事だから。


そのあたりも、「東宝のカレンダーから歴史」を見るとき重要になってきそうです。


最後に、全体を一回でまとめます。


会社は、奇跡みたいに不安定なバランスでなりたってます。つまり、三つの力で支え合ってる。


① 現場(生活・賃金・共同体)

② 型(丁稚奉公・継承・序列)

③ 資本(株・上場・市場)


そして④「お客様のもの」も、「芸能」の世界ではまだ強く残ってそうです。イメージを守るために本業が上手くいけばいくほど、「教育」を幼い頃から「内製化」させイメージを維持していく。


まず、一番揉めるのはどこか。


①②と③です。


①が強くなると、労働争議が起きやすくなる。インフレの時代なんて特にそう。愛があっても、お金がないと腹が空くから。


③をちゃんと押さえてないと、会社がうまく回ってても、経営権が市場で動いて、ひっくり返される。


だから経営って、人格じゃなくて構造の仕事なんです。


そして日本企業の面白さは、この答えを“明文化しない”まま回してきたところにある。

外部から、値札(株価)がズレた瞬間、明文化してないルールが、全部いっぺんに表に出る。


会社は誰のものか?


理念の中に答えはない。

揉めたときの行動の中に、答えがでると私は思います。



この「基本設定」①②③④を覚えた上で、歴代の「東宝」お話読んでください。


歴代の社長はいろんな「もめ事」と戦ってきました。


東宝の社長は、トラブルシューターと、「東宝」が守る「華麗なる一族」で見ることができると私は思います。


ややこしい基本設定の話はここで終わり。

次章で、具体的な歴史振り返っていきます。

「東宝」って会社は①②③④の力が絶妙に絡まった会社だと感じてきました。

それは、誰も公式にはいいません。でも、時々顔をのそかせて来るんです。カレンダーという形で――


次回から新しい章になります。


よろしければ、ブックマーク/感想/★で応援してもらえると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ