18,日本の会社はだれのもの?④
今回は、株式会社のことをめちゃくちゃかいつまんで書きます。
これ概論とか知ってると実話モノがめちゃくちゃ面白くなります。
アイデアだけでは一円も儲からない。お金集めが必要です。楽にお金を集める仕組みがあればいいのに。
③の要素、株は、お金を集めると言う目線で入るのが一番早いと思います。
会社が大きくなるには、お金が要ります。
工場を建てる、システムを作る、人を雇う、宣伝する。全部お金。
そこで選択肢は二つ。
A:銀行から借りる
B:株(会社カケラ)を公に売って集める(上場)
Bは圧倒的に有利です。
乱暴に言うとこうです。
「借金」じゃないから、返済の期限がない。
その代わり、“会社の一部”を売る。一度市場に出した権利は、「そっち」でどうにでもやりとりしてくれ。
つまり株式会社は、
「会社の経営権っぽいもの」を細かく切って、取引できるようにした仕組みです。
これが上場です。東証のような取引所が“お墨付き”を与えるわけです。
・成長しそうな会社の権利
・沢山の財産を持っている会社の権利
それを見つけた人の多くの人はこう思うはずです。
「安いければ買う」
「割高になったら売る」
株の世界は、基本これです。ドライなんです。
でも、ここで会社の中の空気とぶつかります。
現場の人は思う。
「会社は現場が回してる。なんで外の人が口を出す?」
仕組みに取り込まれてる人は思う。
「この会社には昔からの型がある。勝手にいじるな」
権利を持ってる人は言う。
「いや、株主だから言う権利がある」
これが“せめぎ合い”です。
西洋型の資本主義の言葉でいえば、株主主権。
日本型の感覚でいえば、共同体主権。
そして、資本という仕組みをちゃんと理解してないと――会社がうまく回ってても、乗っ取られる。
乗っ取るって、ヤクザの話じゃないですよ。
株を集めれば、経営の首が取れる。合法で。
だから経営者は、上場でお金を集められる代わりに、 「会社が他の誰かにわたってしまうリスク」を背負うんです。
ここが株式上場の核です。
東宝を調べてみて「現場」「形」「株式」にかなり影響されてる日本らしい会社だなと感じました。
少し説明ばかりですが、物語の説明すいません。
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