17,日本の会社はだれのもの?③
あ、これは経営学の教科書とかと矛盾してるかもしれません。でもあとから述べる『東宝』の歴史をみて、勝手に分析してみました。
前回で会社の熱量は「現場」が作ってるとかきました。
でも、現場の熱量だけだと会社はバラバラになります。
そこで日本の会社がよく使ってきたのが、仕組み・伝統の力。
私はこれを、乱暴に「丁稚奉公モデル」と呼んでみます。
やってることは単純です。
・先に入った人が、後から来た人に“型”を教える
・教わる側は、まず“できない自分”を受け入れる
・できるようになったら、次の人に同じ型を渡す
マニュアルじゃないんです。
言葉にしづらい「風土・文化」を、体で覚えさせる。
これが強い理由は三つ。
1) 判断が早い
「その場で正解を探す」より、「型で動ける」方が早いから。
2) 失敗の形が共有される
同じ失敗をみんなが踏むから、会社として学習するから。
3) “序列”が責任の分配になる
偉い・偉くないの話ではなく、「最後に尻を拭く人」が上に行く仕組みだから。
これって商人の世界だけじゃありません。例えば徳川将軍家。
将軍って、才能だけで決まるわけじゃないですよね。
血筋や家格はある。でも同時に「儀式」「作法」「手順」がある。
それを覚えられないと、出身が何だろうが務まらない。
だからこう言えるんです。
「将軍」の跡継ぎの出身が和歌山でも、水戸でもいい。
ルールがあってそこに放り込めばいいんです。
日本の会社も似ています。
学歴や出身地で入っても、入った後は「会社の型」が支配する。
型に馴染めば出世するし、馴染めなければ弾かれる。
これが「丁稚奉公モデル」の力です。
ただし、「丁稚奉公」が強すぎるとどうなるか。
・年功序列が硬直する
・外から来た人が息苦しい(ムラ社会化する)
・「前例がない」が最強の呪文になる
つまり、②―(型)だけでも詰む。
①―(現場)と②―(型)は、どっちも必要。
ここまでは、はまだ「社内の話(内輪の話)」です。
会社にはもう一つ、全く別の世界がある。
それが③――資本(株・上場)の世界です。
あなたは「労働者」ですか?「丁稚奉公」ですか?
……たまには、資本家もいいんじゃないですか??
次は、経営者が一番怖がる話。
会社の“持ち主”が、市場で動く話です。
いろいろなビジネス書読みましたが、東宝のカレンダーを分析して東宝の歴史調べる方が、日本の会社のことわかりそうです。わかっても役にたつかは別ですが。。
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