16,日本の会社はだれのもの?②
東宝の歴史を巡りカレンダーの謎を説くために日本の会社について幕間で何話かにわけて確認します。本日は「会社は現場のもの」という意見。
ところで、どちらも徳川家康の言葉だそうです。
人は石垣、人は城。
百姓は生かさず殺さず。
どっちが正解?
乱暴に言います。
会社で一番すごいのは、社長とか
「偉い人」じゃなくて、
「毎日ちゃんと手を動かしてる人」かもしれません。
社長は確かに「決める人」です。
でも、決めたことを実際に「やる」のは現場です。
・店が開く
・荷物が届く
・機械が動く
・電話がつながる
・クレームが収まる
・締切に間に合う
こういう“現実”は、現場の人の力で動きます。
だからみんなで、パワハラ管理職に言えばいいんです。
「それじゃお前ひとりでやってみろ。」
できません。会社の力の源は、
「会社は、現場のみんなのものでもある」
これが『現場』の力の本質だと思います。“分かっている”経営者ほどこれ分かってます。
前書きに書いた徳川家康の
「人は石垣、人は城」
と
「百姓は生かさず殺さす」
を上手く使い分けているんだと思います。
だけど、
・格差が大きかったり文化的な背景があったりなどの文化的傾向
・インフレなど経済的傾向
など、歯車が狂ってしまうと、ストライキ(出勤してもみんなで仕事をしない抗議活動)が起きやすい。
フランスなんかが分かりやすい例です。
ストって、ただのわがままじゃなくて、「現場の力をなめんなよ。」という強烈な宣言ですね。
日本でも似た話は時代を遡ればたくさんあります。
高度成長時代などです。
国鉄(いまのJRの前身)とか鉄道はしょっちゅうストやってたそうです。
鉄道インフラは、会社というより「生活の土台」でした。(いまでもですが。)
止まれば、通勤も物流も地域も全部止まる。
だから、経営や賃金の問題がそのまま社会の問題になる。
ここで大事なのは、正しさの話じゃありません。構造です。
・会社(現場)が止まれば、生活が止まる
・生活が止まれば、地域が困る
・地域が困れば、政治が燃える
この連鎖がある以上、「株主のもの」という一文だけでは、会社は回りません。
そして、ここがポイントです。
本当は『現場』が一番強いんです。
インフレの時代なんて特にそうです。
愛があっても、給料が上がらないと腹が減るから。
でも、会社は、『現場』のちからだけでもダメだと思います。
別のエネルギーです。
そこで次に必要になるのが、創業・歴史・型(家長・丁稚奉公)の力――「型と秩序」です。
あなたは会社に稼ぎにいってますか?
それともコミュニーティ愛や人間的なコミュニティーを満たしていますか?
ここまで読んで、あなたはどっち側の感覚が強いですか?
「会社は現場が回してる。だから現場が正義だ」――これは“労働者”タイプ。
それとも、次回お話の主役、
「型を守れ。先に学べ。順番を踏め」忠誠心が大切――“丁稚奉公”タイプ。
どっちが正しい、じゃありません。
日本の会社は、だいたいこの二つが同居して、ギリギリで回っていたといえるかなと思います。
経営者意外に気を使ってそうですね。
悪役令嬢とかもチートでなく、意外に大変かもしれませんね、
インフレが結構現実的ですね。
日本もストとか増えてくるのかな。。。
平和に見えてやるときはやる戦闘民族だと言うことは戦国時代みてても感じますもんね。そういう意味では徳川家康は経営者としても優秀ですね。
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