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詩全集

長い夜を

作者: 那須茄子

長い夜になるころには 

月明かりすら霞んでみえて

深い闇空

 

冷たく凍えるそんな

錆びついた夢を

眺めては俯瞰する


抱えてきたもの

途中で手放したもの

どれも愛しくて 

儚い絵空事

丁寧すぎたんだ

僕にしては

もっと

不器用な方でもよかったと

今さらにダメ出しする


煌めく

瞬く

オリジナリティのない

どこまでも知らない振りの世界の中


無数に広がる銀河の光

駆ける願い星をひそかに想う


せめて

大きくなくてもいいから

そこに確かにある居場所を

また僕のものにさせてはくれないか


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― 新着の感想 ―
[一言] 抱えてきたもの 途中で手放したもの どれも愛しくて  儚い絵空事 丁寧すぎたんだ 僕にしては もっと 不器用な方でもよかったと 今さらにダメ出しする ここの文が、刺さりすぎる。全部が、グッ…
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