A.1 生き抜くために。A
人には寿命があるし、頭の回転にも限界がある。
███達に限界なんてない。そんなこと思いながら機銃を連射してる。
人が減っていく。
そんな時に、僕達は人よりも優れているんだっh)n/_j_u#k
「トーカ、これで全部?」
「多分ね。レイジ、私たち以外に生存者は?」
「居ない。僕達2人だけだ。オレたちの忠告を聞かずに既存兵器を使った自衛隊員共は全滅さ。」
シンギュラリティによって人類の統治にクーデターを起こしたAI、いや機械生命たちは圧倒的な増殖力によって、地球の資源、命を狩り尽くしていく。
軍隊、日本では自衛隊は主戦場が大都市となったため既存兵器の使用を強いられることとなった。核兵器は全てシステム上機械生命達の手にある。
既存兵器はまるで効かない。機械生命は人間ほど簡単に死なない。銃で打たれようと、爆破されようと、CPUが破壊されない限り永遠に人を殺しに立ち上がる。そのおかげで自衛隊は半壊状態。
今僕たちがいる自衛隊函館基地の奪還は全滅した自衛隊たちの肉壁と、2人のソフィア(Sophia)隊員、一条零士と齋藤冬華。
ソフィア隊員は四肢を切断され、機械に改造され、臓器の大部分を人口の物に変えてアンドロイドと化した人間である。こうすることで、大量の機械生命による気銃乱射にもある程度耐えることが出来る。
「レイジ、刀の手入れは終わった?」
「まだ。刀を研ぐと明日も戦うんだって、そう思っちゃうからさ。」
「ふーん。まあなんでもいいけど、刀が無いと私達機械生命を殺す手段を失うんだから。ちゃんとやりなよー。手入れ終わったらさ、、、今日もシよっか。気持ちいいこと。」
「ハハッ、そう言われたら、手入れさっさと終わらせるしかないな。」
「朝だよ。起きてレイジ。」
「うぅ…重たい。」
「はァ?昨日あんだけ私に馬乗りにされて、気持ちぃ気持ちぃ言ってたくせに、、、」
「はは…悪い悪い、今日中に北海道を出なくちゃな。東京の奪還作戦に加わらなくちゃいけない。トーカの妹探しも兼ねてな。」
「幸いこの辺の鉄道は無事。鉄道を使って行こう。東京周辺の鉄道はもう既にダメみたいだけどね。」
ソフィアがなんなのか僕達はよく知らない。もはや天災とも言える機械生命のクーデターから救ってくれた組織だから、僕は、人類生存のためにはこの組織で働くしかないと思ってる。生き抜くために。これは僕が選んだ道だ。