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第4話

 エピンに配属されてから数日が経った。


 相変わらず先輩魔法使いたちをイライラさせながら頑張っています。


 でも、さすがにどの引き出しにどの素材が入ってるか覚えてきたかな?


 ちょっとだけどね。


 それと、先輩魔法使いの名前を覚えたよ。


 1人ずつ紹介するね。


「鈴木さーん、少し質問よろしいですか?」

「あら、どうしたの?」


 にこっと天使みたいな微笑みで頷いてくれる、エピンの店長である鈴木さん。


 年齢不詳かつ独身。


「佐藤さん、吸血コウモリの羽じゃなくて頭部やで。」

「すみません!すぐに取り直します!」


 この方はエピンで唯一のウィザードである高橋さん。


 実は5(ファイブ)の中の1人。


 しかし、怖がるなかれ。


 めっちゃ優しい。


 間違えても優しく指摘してくれる。


 マジで紳士。


「田中さん、丸呑みイグアナのしっぽって在庫ありましたか?」

「棚割表があるから自分で調べて。」


 この人は田中さん。


 4年目ウィッチかつわたしの教育係。


 鈴木さんや高橋さんに比べるとめっちゃ厳しい。


 というか、ぶっちゃけ怖い。


 本音を言うともっと歳が近くて優しい教育係が欲しかったなぁ―。


 これ、絶対に誰にも言わないでね?


「いやぁ1年も仕事休んでるとキツいね~。わたしも新人ウィッチみたいなものだから一緒に頑張ろうや!」

「はい!」


 この人は伊藤さん。


 3児の母。


 ついこの間まで産休で、わたしがエピンに来たと同時に伊藤さんも復帰したらしい。


 ちなみに、鈴木さんと同期のウィッチらしい。


 1人は結婚、1人は独身―。


 どこで2人の人生は違えたのだろう?


 ってか、子供3人もいて普通に仕事に来るとかすごいな。


 後、まだあまりお話ししていない人が2人いる。


 1人目は渡辺さん。


 わたしが素材の場所が分からず右往左往してたらそっと助け船を出してくれる。


 ちなみに、3年目ウィッチらしい。


 何で、この人が教育係じゃダメだったんだろう?


 そして、もう1人が山本さん。


 人見知りなのかほとんど会話していない。


 ちなみに、エピンで唯一のスモーカーである。


 香水をふってにおいを消しているけれど、やっぱり近くに行くとタバコ臭いよ―。


 それで、最後にこの人なんだけど―。


「佐藤さん、どうせする事ないんでしょ?無駄に突っ立ってないで早く素材直して。」

「はい―。」


 正直、紹介したくないんだけどこの人は中村さん。


 わたしの事を余程の暇人と勘違いしているのか、届いた素材の片付けを押し付けてくる。


 ちなみに、わたしは配属されたばかりなのでまだ素材集めしか出来ない。


 そりゃ販売とか他にもたくさん業務はあるんだけど、まずはこのお店に慣れないとね。


 まぁとにかく、今のところわたしはその中の素材集めしか出来ないので、たまに手無沙汰になるときがあるのだ。


 これが暇人と勘違いされる原因かな?


 他の業務もこなせるようになったら暇人扱いされないかな?


 以上がエピンの魔法使いたちです。


 ウィザード1人、ウィッチ7人とまさに女の園です。


 今すぐにでも逃げたしたいです!

そろそろお気づきですかね?

キャラクターの名前は日本人の名字で多い順です。

これからも登場する人物順にそれを適用していきます。

理由はいいキャラクター名が思い付かなかったからです。

しかし、キャラクターの名前を考えることは意外に難しいですね。

数多の作者様はどのようにキャラクター名を考えているんですかね?

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