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1-3 絶望を払う者と転生で得た『もの』

「奴等が来たか」


 主が義足の脚を器用に動かして、窓の鎧戸をどんどん閉めていく。僕も手伝って窓を閉めて部屋の様子を探られないようにする。

 あれが建物の中の気配を察知して押し入る。そんな話は聞いたことがないけど念には念を入れないと安心できない。

 そして僕達は様子を見る為にそれぞれ近い場所の窓を開け、少し隙間を作って覗いた。


「不味いな。腕の立つ奴はヤバい奴の討伐に行っちまってる。鐘は聞こえている筈だから三十分もすれば帰ってくると思うが……」

「三十分もすればあいつらもお腹いっぱいだろうね」

「馬鹿言うな。その三十分を稼ぐのが町に残った契約者の仕事だ。ニ三人が食われるだろ」


 店主の言葉を遮って、閉じ忘れた扉がバタンと開き何かが入ってくる。

 僕と主が素早く『商品』を掴んで構えると、ゼイゼイと扉に寄りかかる一人の男。


「ああ、今回は敵を抱き締めに行かなかったか」

「そんなこと言ってる場合じゃないですっ。速く窓を閉めるんないとっ」

「なあ、こいつで三十分もつか?」


 逃げ込んできたのはバジルだった。まだあれの姿を見ても居ないのに、既に顔からは血の気がない。

 彼をちらと視線で指し示して、店主の方を見ると苦虫を潰したような顔でため息をついていた。


「バジルはまだ新人だ。仕方ないだろう。だが少しは落ち着け」

「落ち着けないっ。息が詰まって苦しいですっ」

「無理にでも気を静めろ。奴のお出ましだ」


 緩んだ気が直ぐに引き締まる。こちらの鎧戸を締めて主の方に行く。

 隙間からそっと覗き込めば、奴がいた。


 四つ足で歩く大きな化け物はまるで焼け焦げたようだった。それほど黒く、白かった。

 皮は鱗で覆われ油で濡れたように滑って、しかし鉤爪で裂いたかのように剥がれていて、筋肉や骨が露出している。

 尾をゆっくりと左右に振ると、その度にカサカサの肉がひび割れ落ちる。


 ふと自身もそれに気付いたのか、身体をギシギシと動かし振り返り匂いを嗅ぐ。

 しかし果たして奴は匂いを嗅げるのだろうか。いやもっと言えば目や耳が利くのだろうか。



 その皮と肉が僅かに張り付いただけの骸骨で、何を探ろうというのだろうか



 化け物には目がなかった。鼻がなかった。耳がなかった。骨とそれを辛うじて支える皮肉、それが頭の全てだった、

 犬の様な頭を持つバケモノはまるで糸に繰られた出来の悪い人形の様な動作で、自身の肉を鼻先で突いて咥えて食べる。

 しかし骸骨の頭で食べようと、顎の骨の隙間を落ちてまた地面へ落ちてしまう。

 それでも犬は食べた気になっているようで、また町中を練り歩き始める。


「『変怪』か。もっと的確な名前を付けるとしたら、ゾンビミイラだな」


 アレがこの世界の人類の脅威。変怪。数百年前に突如発生して、順調に発展し続けていた文明を徹底的に破壊したらしい。

 そしてそれと同時期に何処からともなく現れたのが契約者と言う存在。発生当時から彼等と戦い、脅威を払ってきた。


 一説によると、初期の契約者は神が遣わしたとも聞いているけど、第一書架教の教えだから、信ぴょう性は余りない。


 と、急に引っ張られて作業台の下に押し込まれる。見ればバジルが僕を引っ張って避難させたらしい。

 でも真っ青な顔で震えていて、どう見てもあちらの方が避難が必要なレベルだ。


「な、何やってるのっ。見つからない様に隠れないと」

「あのタイプは単純で食と睡眠を繰り返すって聞いたぞ? だから目の前にあるものしか食べない。そもそもあいつらは建物の中まで入ってこないだろ?」

「で、でも子供を殺して木に吊るす奴も居るって」

「そう言う特定の行動をする奴は面を被っている。いや面のように変化した頭蓋を持っているだったかな。皮も鱗じゃなくて毛皮だ」

「く、詳しいね」

「『変怪』は教会の敵らしいからね。神の敵対者として打ち倒せと教わっている。何無茶を教えてるんだって毎日思ってるがな」


 しかし何で机の下なんだろうか。地震対策じゃあるまいし。

 と思うけどバジルは本気で隠れているようで、頭を押さえてガタガタと震えている。

 出て行こうとする僕を必死に押し止めて、自分の下に隠そうとする。


「だからここは安全だって。全く、先輩の働きぶりを見て勉強しようとは思わないのか?」

「思わないっ」

「正直でよろしい。でも僕は後学の為に見るね。実はちょっとした野望があるんだ」


 その身体を押しのけ机から抜け出してまた外を見る。タイミングが良かったらしい。やっと変怪を討伐するものが現れた。

 契約者。黒いコートがトレードマークの、変怪専門の駆除業者だ。


 彼は恐れを感じないのか早歩きで変怪に接近し、黒いコートを打ち払って剣を抜いた。

 と同時に、すっと翳した手には赤い宝石の付いた指輪が見えた。

 何処までも赤い。ルビーはピジョンブラッドと呼ばれる深く鮮やかな赤が最高級らしいけど、それを想起させる綺麗な宝石だ。


「店主。あの左手、『赤琥珀』の指輪かな」

「当たり前だろう。何だ? 契約者の戦いを見たことないのか?」

「生憎、仕事が忙しくてね。鑑賞する時間が取れないんだ」

「そうかい。だったら見ておきな。孤児が選べる仕事は大抵こういう奴だ」


 店主の語尾を焼くように炎が巻き上がる。


 真っ赤な爆炎。それが男の腕から空を走って、犬を焼いていた。炎に押されて後退し、熱が舐めて毛皮が焦げる。

 いや、腕と言うのは正しくない。正確には彼の指に嵌った指輪がそれを為している。


 赤琥珀は地層から出てくる。ただし一番生産されるのは、変怪の頭の中や骨の中だ。

 変怪の血肉であるその宝石は人に力を与え特異な現象を引き起こす、奇怪な至宝だった。

 しかしその出自を知れば恐ろしい物質であることも明らかだろう。


 その赤い宝石が起こした爆発。それが開戦の狼煙だったのだろう。炎を浴びた犬がグッと地面に身を伏せて、男に視線を合わせ、吠える。

 嵐の様な絶叫だった。おおよそ鳴き声とは思えない音だった。


 犬が石畳を踏み割り、跳躍して襲い掛かる。

 それに対して、軽く飛んで避ける男。


「ってヤバいっ」


 その男に追撃するように、赤黒い液体が溢れ出した。

 犬の全身から零れ落ちて地面に流れ、それがうねって走って男に迫っていく。


「血だっ」

「ああ。変怪は異能を使う事がある。あれは多分、察書能力はないが動きを止めて来るんだろうな」


 血がザァッと流れ男を引きずり込もうと地を這う。捕まれば一巻の終わりだろう。

 男はその流れを断ち切る様に炎でけん制しつつ、飛んだ。しかし、後方にではない。何を思ったか男は敵へ、前方に踏み出した。


 血がうねって捉えようとする、その只中に突っ込んでいった。


 血の触手の間を縫って、男がぐんと距離を詰める。

 衣がはためいて、化物の眼前に迫る剣。


 凄まじい衝撃音が、室内にまで轟く。


 勢いと重みを乗せた一撃が獣の態勢を崩す。膝を折らせて怯ませる。その気を狙って軽く着地した男の剣が更に迫撃する。

 切り上げて仰け反らせ、空いたその右腹部を横に薙いで肉を裂いた。

 そして止めに距離を詰めて裂いた傷口に左の拳を押し付ける


 爆発と、血飛沫。


 爆発の衝撃波で切り傷が更に広がったんだろう。傷を無理やりこじ開けられた苦痛に犬が絶叫し、大きく後退し始める。

 上からじゃよく見えないけどその傷口からは血が溢れてはいるように見える。多量の出血で石畳にドロリと血溜まりが広がる。


 だがおかしい。血、が登って行っている。よく見ればその全てが触手の様にうねっている。


 あれは……そう、傷口を塞ごうとしているみたいだ。グチャグチャと寄って、まるでイトミミズが集まっていくみたいな光景に寒気が走る。

 あれじゃ失血死も狙えないし、下手に近づけば捕まる可能性もある。

 

 だというのに男はそんな化け物の懐に突っ込み、左側へ回り込むように走る。

 そこに追撃しようとする獣だがその動きは遅い。


 その様に、直感で分かった。右腹の怪我で上手く体が動かせないんだ。

 あの契約者はそれを狙って左側からの攻めを選んだんだ。


 冷静沈着だ。あの巨大な化け物と気色悪い光景を前に、思考が全然鈍ってない。


 でもそれは獣も同じようだ。本能で右側が不味いと理解しているのか、そちらに血を迸らせて、妨害を始めた。

 それを見越して契約者が再び手を上げて、爆炎が迸り、血と炎がぶつかり合った。


「うわ、熱気がここまで……」


 炎が消し飛ばされ、血が沸騰し、炎と血の塊が飛び散って石の壁にベットリと痕を残す。


 と、その爆炎の中から血の触手がグンと伸びて、男に向かっていく。

 回避も間に合わない。引っかかって、剣が絡め捕られてしまった。


 直ぐに剣を諦め引く男に、見せつけるように触手が剣を絡めて、鱗まみれの体表に縫い留められる。

 攻撃手段はもう左手の爆破しかないが、それは圧倒的な不利を表している。絶体絶命のピンチだ。

 

 今度は犬の方が見下ろしつつ迫り、契約者がジリジリと後退をし始める


 それを見ながら、僕の頭が考えることは保身だった。次に道徳的な考えが起きた。

 頭の中の算盤が保身的な打算と道徳心の加減乗除が行って、一瞬で答えが出る。


「店主、武器貰うぞ」

「武器を渡すのか? しかし何で二つも?」

「見たらわかるだろ? あいつ怪我してるあのままだと死ぬ」

「ああ知ってるさ。一番最初の跳躍の時の回避が間に合わなかったな。肩から胸にかけて小さいが深い切り傷がある。限界だろう。でもまだ他の奴等が来る」

「それじゃあいつの命が間に合わないんでね」


 僕は悲劇が大嫌いなんだ。目の前で誰かが死ぬのを黙ってみるなんて、したくない。


 少し怖いし、保身的な事を考えればこのまま身を隠すのが正解だろう。

 だけどあのまま死んだら寝覚めが悪いし、それに比較的安全に何とかする手立てもある。

 ダークファンタジーの中で精一杯、自分の主義を主張してやる。不肖ながら、少しちょっかいを出してやろう。


 腕に巻きつけていた木製の腕輪を『外し』、隠し持っていた黒い玉と一緒に咥える。

 そして棚から丁度良さそうな短剣と長剣をかっぱらう。

 鎧戸を大きく開けてダイブ。グッと迫る血生臭い空間に、武者震いがする。


 でも気を静めないと。でないと失敗する。腕輪の隙間から息を吐いて、長剣を男に投げつけつつ、獣の背中に短剣を突き立てた。

 短剣は鋭さを示す様に手応えなく体躯の奥へと吸い込まれる。抉れば更に傷口は深まり、いい感じに血が溢れ出す。

 途端にもがく獣。その暴れる背中に日ごろ鍛えた筋肉と再び突き立てたナイフで張り付いて、仕込みの開始だ。


 先ず口から黒い玉を吐き、傷口に思いっきり押し込む。傷口から出てきた血が俺の脚を伝い肉にめり込み始めるが気にしない。捕まろうとこの攻撃は『僕にとって』は無害だ

 次に腕輪。巻いていた薄い防火性の布を取り払って、ぐしゃりと『丸める』。そして同じく傷口にめり込ませる。

 手の平で隠す様に押し込めば、傷口を埋めるように腕輪が変形した。

 よし仕掛けは流々。これでこいつの弱点がまた増えるはずだ。


「契約者! 背中に火!」


 全身に集る血の触手を両手で『引き千切って』、背後に飛び降りつつ合図してやる。

 行きがけの駄賃だ。獣の後ろ脚の腱を切って退いた。断ち切るには至らないが、敵意は向けられた。

 俺の方に首が向けられて、背中が契約者の方へ。


「教会の助力、感謝する」


 感謝の意と、炎。


 バンっと犬の大きな背中を叩き、炎が消えると同時に彼の目に不思議な光景が映っただろう。

 背中のとある一点、燃え続ける炎がただ一点。そこだけがまるで松明みたいに燃え続けるという不可解な現象。

 延々と背中を火で炙られる行為は獣も不快らしく、僕も契約者も無視して転げ、背中を地面にこすりつけ始める。


 よし、後は男の治療だ。

 契約者に駆け寄って、胸の傷を改める。武器屋の主人の言った通り、細く深い切り傷だ。服にべっとり血が染み出している。

 思ったより深い。治せるのか。これ。


「いや弱気はダメだ。おい。その怪我塞ぐから屈め」

「まだ戦闘中だ。包帯を巻く時間は」

「だまらっしゃい。こういう時こそ僕の叡智の使い時なんだって」


 無理やり屈ませて、傷口に手を当てる。

 そう、僕の力は色々な意味で飛んでもないものだった。


 普通、叡智は凄まじい攻撃力を誇るらしい。


 天から火を降り注いだり、敵を腐らせる黒い霧を発したり。それはまさしく人が到達できない次元の技、神の授かりものだ。

 でも僕の場合、神官長が戸惑うほど微妙な能力で、周りの孤児も残念だったなと背中を叩く始末だった。


「よし、出来た」


 手を放せば、いびつに塞がった傷口。

 まるで粘土を摘まんだ後に押し潰したような跡。それでも傷は塞がっていて血は出ていない


「これは……」

「僕の叡智は、何でもかんでも柔らかくして粘土みたいに出来るんだよ。あんたの傷も無理やり閉じた。応急手当だから後で医者に行ってくれ」


 神官長から可塑の叡智と呼ばれるそれは、利便性はあるものの攻撃力は殆どない異能だった。

 遠距離から敵を焼き尽くせるものでなく、身体能力が大幅に上がる訳でなく、ひたすら幼稚園児みたいな粘土遊びだ。

 一応敵を捏ねることもできるが、少し失礼しますよ、と近づく余裕は戦闘中にないわけで、皆が苦笑いするのも仕方ない話だろう。

 とはいえこれは意外と便利で、それこそ日頃から使えるし結構小遣い稼ぎにも……と。


「そんな事より……耳を塞いで」

「?」

「あの腕輪、松明代わりになるんだけど、その奥に結構ヤバ目な爆薬を仕込んだんだよ」


 傷口に埋めた黒い玉は鉱山でよく使われる掘削用の爆弾だ。火に反応するので導火線を引いて使われる。

 つまりあの腕輪が燃え尽きれば


「大爆っって、でかすぎ!?」


 体が浮き上がるような爆音、近くの窓ガラスも二三枚割れたようでその威力が窺い知れる。

 その衝撃波に獣は石畳にグシャリと叩きつけられて、血肉が飛び散った。


 白煙が立ち消えて、その背中の傷口を露わになれば、傷口が露わになる。


 ほとんど抉れたような傷、また細かい触手が覆おうとしているがここまで広いと中々防げないだろう。

 はは、少しビビったけど上等上等。これで脅威はないも同然。


「よし、じゃあ後はよろしく」

「ん?」

「僕はもうやることないからっ」


 何度も言うが僕の叡智は攻撃力が殆どない。なので戦闘に直接介入なんて出来やしない。

 後は命が惜しいので半死半生同士、デスマッチを演じてもらおう。


 尻尾を巻いて逃げ出して、家に入って駆け上り、二階でしっかり戸締りする。

 ここまでの時間僅か二十秒足らず。短距離のベストタイムだろう。


「……ふぅ。少しちびったかも」

「ああ。良く生きて帰ってこれたな」

「日ごろの鍛錬のお陰さ。それよりもどうだ?」

「いい感じに弱っている。契約者の方も持ち直している。やるな。武器代はタダにしてやるよ」


 店主が指差す先にはよろめきながらも戦意を露わにする獣と、それを前に剣を振り下ろす契約者。

 剣は犬の頭を切りつけたが、それを受けながらも牙を剥き爪を振る。

 横薙ぎの一撃だ。石畳をガリガリ削りつつ迫る爪が、男へと叩きつけられる。


 爪と剣がかち合って、火花が散る。が、そもそも重量が違い過ぎる。契約者は壁に叩き付けられてしまった。もしかしたらあいつの背骨が折れたかも知れない。

 でも男が左手を掲げて爆発を起こす。攻撃している以上、死んではいない。気絶もしていない。


 むしろ爆発で獣の脚を集中攻撃しているみたいで、戦意が衰えている様子がない。

 爆風でどんどん獣を退けて、壁に押し付けて、動きを封じた。

 凄いぞ。あの化け物を完封している。


 しかし玄人の目線ではそれは凄いというものではないようだ。


「結構無茶な戦い方するな。あの契約者」

「どうしてだ? 結構優勢だろ?」

「赤琥珀は代償に自身の血を消費する。あの爆発をやり過ぎれば失神するぞ」

「マジで!?」


 身を乗り出して様子を見ると、確かにふらついているのが見える。今にも気を失いそうだ。

 ただそれでも足は変怪の方に進んで、剣を振り上げた。


 そして、叩きつける。爆発で動きを制しながら、何度も何度も振り下ろす。

 焼き、砕き、挽いて、潰す。

 ここからでも血飛沫が見えた。契約者の全身がベットリ血に濡れていた。

 彼等が町に帰った時の、その姿になっていた。


「これが、契約者か」

「ああ。泥臭く、血生臭い仕事だ。ただ絶対に必要な仕事でもある。あんなものが町の外のうじゃうじゃ居るんだからな」


 やっと事切れた変怪を前に膝を折って休む契約者。過酷な仕事だとありありと見せつけられた気がして、気が重くなってきた。


「あの道は厳しすぎるな。やっぱり違う道目指そう」

「止めとけ。孤児がなれるわけがない」

「だよねぇ」


 ああ、世の中厳しすぎる。憂鬱になってくるや。





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