第1章 - 全ての人間は「ラノベ」を欲するが、四つの原因で作家生命が台無しになる
※1殺家さん
殺家さんは、平穏39年以降に生まれたネットスラングで、ネクロノミコン作家を指す言葉です。意味合いは諸説ありますが、その名前の通り…残虐性を持った"空想キャラ"を生み出す作家殺しのアーティストを、VFXゲームユーザーは畏怖の念を込めて「殺家さん(ネクロマンサー)」と呼び、その想像性の高さゆえに、多くの殺家さんは現実生活がまともにできない【空想傾向症候群(FPS)】に陥ってる人がいらっしゃるそうで、現代社会では、虚言癖・偏執的妄想の強い中二病患者や二次元好きのオタクなどを指す俗語、今は差別語として扱われています。
<追記>つい最近起きた【夜這い女事件】という、VFX関連の事件もあったので…それでネガティブなイメージで流行したのかと思います。
※2ネクロマンスVFX
心接続装置グラウンダーのココロ解析を応用したゲームエンジンです。心の演算処理や脳波の波形などをデジタル電気信号に変換し、人間のニューロンに直接流し込むことで、脳内のイメージを共有・可視化したり、肌で感じれるようになるスゴイ道具。頭部が繋がった一卵性双生児が、互いの痛覚や視覚を共有していたことをヒントに、脳と脳をP2P通信で繋げれないか?という臨床実験の積み重ねで生まれました。つまり想像性が高ければ、「俺の中の二次元の嫁を目で見たり、肌に触れてセックスできたり」します。そういう"脳内のイメージデータ"を配布する有志の釈迦さん(殺家さんを"賢者さん"の卑猥なニュアンスで呼称したものです)の【俺嫁パッチ】もあり、さすがエロ大国ニッポンはじまってますね…
<追記>VFX技術(ヴァーチャル・ファクト・エクスチェンジャー)は上記のような良いことだけではなく、【空想傾向症候群(Fantasy-Proneness Syndrome)】を助長するとして、三次元に興味を示さなくなる子の不登校や少子化問題や、VFX技術を悪用した"残虐性のある空想キャラの現実化犯罪件数"も相まって、単なる家庭用ゲーム機に収まらない、欠陥の多い危険な殺傷兵器として日々規制が強くなっています。
2066年11月6日4:20
ライトノベルと聞くと
敵対的メディア認知(アンチ気質)の強い自分には
「イラッ」とくるものがあります。
単純に、他の人の作品が
世に出て自分の目に映るのが嫌で
「他人のノベルでなく、俺のノベルを見てよ!」
という、嫉妬深さの現れでないかと思います…
反省する時間があれば、自分のノベルを書けって話ですよね?
いいえ、お気になさらず。
大丈夫です
もう既に、物語は始まっていますから…
「ヘビィノベル」という言葉が誕生したのは
【ネクロマンスVFX】という
VRゴーグル




