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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
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ゲルティ隊長VS猫2匹?

短めです。


ゲルティ隊長とティオとバルトが訓練所の中心に立つ。

参加しない私達は、ぐるりと囲む簡素な観覧席?に移動し、戦闘を見守る事になった。

私の右にアル、ルークさん、左にセルヴィス叔父様。

私の後ろにノスト隊長、アルの後ろにお兄ちゃんが座る。

セトお祖父様は立ったまま、お兄ちゃんの隣。

ゲルティ隊長が大剣を構える。

私だったら、腕力を強化しないと持ち上げる事すら出来ないだろう。

其れを片手で振り回すのだから恐ろしい。

ティオは地面に爪を立て、何時でも飛び掛かれる態勢。

バルトはダンジョンで手に入れた黒刀を、鞘から出し下段に構えている。

一応、刀を知らないバルトにヴァンを真似て頭突きをしておいた。

「居合い」「剣道」「時代劇(殺陣)」「侍物のアニメ」等々、私が知る刀を使う映像を見せておいた。

夜中に1人でいろいろやってたみたいだけど……。

セルヴィス叔父様がバルトの持つ刀に興味を示した。

「変わった武器だね。細長くて少し反ってるかな?装飾も無く実用的だ。」

「ダンジョンで手に入れた武器なの。持つ人の得意な物に変わるみたいで、バルトが持つと何故か「刀」なのよね?」

「……「刀」と言うのかい?もしかして、チナツの世界の武器?」

全員が私に注目する。

「……そうなんだよね~。バルトも知らないのに何故か「刀」何だよね。摩訶不思議!」

話していると、戦闘が開始された。

やはりと言うか、ティオが突っ込む。

が、簡単に大剣でガードされ其のまま吹き飛ばされる。

空中でくるくると回転しながら、着地と同時に影に潜った。

「ちっ!闇魔法か!?」

「私も居るんです……ヨ!」

距離を詰めていたバルトが、ゲルティ隊長の胴目掛け 下から刀を斬り上げる。

大剣で防ぐと刀ごと斬り上げた。

弾かれる刀を後方へ投げ、バク転で後ろへ下がる。

バルトの居た場所を大剣が素通りする。

飛んでくる黒い球体を掴むと瞬時に刀を形成した。

ゲルティ隊長の影から現れたティオの牙が襲う。

身体を捻りかわすとバルトの刀が背後から迫る。

「くそが!!」

ゲルティ隊長をティオの爪とバルトの刀が交互に襲い続けた。

「はぁ~、息ぴったりだね。なんか、むかつくなぁ。」

ティオを取られた様な変な気分だった。

パートナーは私なのに……。

悶々としていたら、ゲルティ隊長の大剣でティオが吹き飛ばされていた。

ゴロゴロと地面を転がり、いつもの虎猫に戻ってしまう。

起きようとしてふらふらと倒れ込む。

「先輩!?」

「……ニャ~、」

「はっ!此れで1対1だな。」

私は急いでティオの下へ転移で行くと、ティオを抱えて戻った。

ティオの頭を撫で撫でする。

「大丈夫?ティオ。」

抱えた瞬間に「ヒール」は掛けてある。

「んニャ、大丈夫ニャ~。負けたニャ!悔しいニャ!」

両前足を頭上に伸ばし、悔しさをアピールする。

「うん、うん、立派だったよ!格好良かったよ、ティオ!」

「ニャ~、可愛いより格好いいが嬉しい気がするニャ~!もっと強くなるのニャ!」

やっぱりオス……格好いいが良いとは、少しずつティオが成長しているのか、殆どリュックに戻る事も無いからね。

もふもふもふもふ、もふもふもふもふ。

訓練所では、刀と大剣の応酬が繰り広げられている。

其れを横目に見ながら、ティオの魔力球に魔力を充填してあげる。

半分くらい残っていた。

魔力切れではなくダメージで虎猫に戻ってしまった様だ。

「ああ、終わりましたね。」

ノスト隊長の言葉で訓練所を見ると、刀を手放し腕を押さえるバルトの首元に大剣を突き付けたゲルティ隊長の姿が在った。

「……馬鹿力ですヨ。腕が痺れて仕方無いですヨ!」

「いやいや、真っ向から打ち合いしてくる奴何て居ねぇから楽しかったぜ!」

黒い球体を拾ったバルトとゲルティ隊長が私達の所へ戻ってくる。

私は至る所に細かい裂傷を負っている2人に、「ヒール」を掛けた。

「おう、嬢ちゃん ありがとよ!なかなか楽しめた。機会が有れば嬢ちゃんも相手してくれよ!」

「……あはは、まぁ、機会が有れば、ね。」

来なくて良いです。ソンナモノ!

「負けてしまいましたですヨ!残念ですヨ~。」

残念とは言いながら、其所まで悔しそうではない。

「刀だけで、1度も魔法使ってなかったじゃない。どして?」

「実際に刀を使って対戦したかったんですヨ。いやはや、人も強いですね、良い勉強になりましたヨ。次が有れば、負ける事は無いですヨ!」

魔法を使えば、バルトの勝ちだったんだよね。

バルト曰く、私と契約した事で私の使える属性が使える様になったとか……。

全属性が使えると言う事、只、光だけは弱すぎて使う意味が無いうえに微妙に自分もダメージを負うとか……。

そう言う事もあり、自分からは絶対に契約解除はしないと断言されました。

解除すると、当然だけど使える属性やステータスが元に戻ってしまうらしいからね。

全員から労いの言葉を貰いながら、猫になりティオと仲良く座る。

ルークさんが立ち上がったので私も立つけれど、どう戦うか全く考えて無い。

試したい魔法も幾つか有るには有るんだけどね。

「じゃあチナツちゃん、行こうか?」

「……はい。お手柔らかにお願いします。」

「あはは、やるからには全力でしょ。」

マジですか!

ルークさんの爽やか笑顔が怖いです。

私は猫2匹の頭を撫でてから、訓練所の中央へと歩き出した。








ログイン出来なくなってました。

まぁ、1日だけなので遅くなった理由にはならないんですが……。(/≧◇≦\)ごめんなさい!



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