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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
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世界の王

王の名前考えるのに、めっちゃ時間食った❗

でも、使ってない!(;´д`)

訓練2日目 1日目とほぼ変わらない。ユルシスさんにボコボコにやられて終わった。

セルヴィス叔父様が、夕方からウィル達に訓練して貰った訓練所で、1対1で遊んでくれた。

終わった頃には、生まれたての小鹿の様になっていた。(泣)


訓練3日目 筋トレ後の休憩が取れるようになった。ジェシカさんが驚いていた。

ユルシスさんに反撃出来る様になった。

「じゃあ、スピード上げますね。」

ユルシスさんも鬼だった。(泣)

午後は、癒しを求めて「ポチの散歩」を請けた。ランク的には請けれないんだけど、請ける人がいない為特別に許可された。

ポチと言う名のワニだった。

紛らわしい。

私の中で「クロ子」と命名した。

癒されなかった。

結局、家でティオをもふり倒して癒された。

アル、ルークさん、お兄ちゃん、数人の騎士さんが「世界会議」に向けて出発して行った。

見送りは出来なかったけど、飛んで行く翼竜は見れた。


訓練4日目 ユルシスさんに変わって、ノストさんが相手をしてくれた。

鬼の上官は鬼だった。

分かってたけどね!

「ポチの散歩」が3日契約だった。(泣)


訓練5日目 第3部隊が王都の外で訓練だった為、第4部隊の訓練に参加した。

再び、小鹿になった。(泣)

クロ子が可愛く見えてきた。

でも、今日でお別れ。未練は無い。

ゲルティさんが、夕方 家に来た。

「俺とは遊べねぇなんて、言わないよなぁ?」

訓練所に連れ去られた。

生まれる事すら、出来なかった。(泣)


訓練6日目 第3部隊の訓練に戻った。





■世界会議(アル視点)

各国の王が集う「世界会議」

人族の王が4人、獣王、エルフ王、ドワーフ王に魔王の8人だ。

私が「世界会議」に出席するのは、今回を含めて2度目になる。1度目は、父の補佐として付いて行った。

他国の王達とは、既に何度も会談している。

この中で、話し易いのが魔王で怒らせてはいけないのも魔王だ。

個人で挑んで勝てる相手ではない。

いや、国で挑んでも難しいだろう。

今回の議題は「魔物の脅威」だ。

勇者召喚についても言及されるだろう。

そうでなければ、急遽 私に変更された理由が思い付かない。

「……殿下」

トヴィアが話し掛けてきた。

「上がってきますかね?チナツの事、」

クロイツ家の者は、情に厚い。

トヴィアも例に洩れず、妹と紹介されたチナツを本当の妹の様に可愛いがっている。

「……出るだろうな。アンディスが知っていたんだ。各国の王が知らない筈が無い。間諜の存在は、何処の国も納得して放っているしな。」

当然、我が国も放っている。

「シャキッとしろよ!」

バシィィ!

ルークがトヴィアの背中を思いきり叩いた。

「……痛いですよ!」

「護衛の癖に情けない顔をしてるからだ。感情を表に出すな。馬鹿が。」

「……く、分かってますよ!」

トヴィアはパチンと両頬を叩き、大きく深呼吸をした。

私は、トヴィアの肩を叩いた。

私とトヴィアの視線が合う。

トヴィアが力強く頷く。

「行くぞ。」

「「はっ!」」




「世界会議」の場は、世界樹の張る結界の前で行われる。

結界の中には、世界樹の許しがなければ入れないからだ。

円形の広場の中央に、木で出来た円卓と椅子が有るのみ。

護衛も2人までと決まっている。

既に、南国カルーナの王が席に着いていた。

この大陸の、南の海に広がる島国を統治している。

褐色の肌に真っ青な髪の精悍な青年だ。

「あ~、やっぱり、君が来たんだ?結構、急な変更だったんじゃないの?疲れてない?」

カルーナ王が気さくに話し掛けてくる。

「…いえ、疲れてはいませんよ?疲れるのは、これからでしょう?」

「あはは、違いない!進行役なんて、俺はゴメン何だけどね!」

「世界会議」の進行役は、年毎に変わる。

去年は我が国で、今年はカルーナ王国だ。

「はい、到着~」

突然、女性の声がした。

円卓の上に紫の髪を膝まで伸ばし、胸元を強調したドレスを着た女性が立っていた。

「あら~ん、ちょっとズレてるわぁ。も~改良の余地有りね

ん。ん、アル君に~エル君じゃな~い。2人だけ?」

円卓の上で、胸の前で手を握り締めくねくねと腰を振る。

マルジェシタ魔法王国の国王だ。

どうもこの人は、自分の好みで動いている。

…………苦手だ。

「おうおう!今日も無駄にくねくねと、ばばあのお色気等 目の毒でしかないぜ!」

次に入ってきたのは、ふさふさの髪の筋骨逞しい男だ。

「獅子王」と呼ばれる獣人族の王で、獅子の耳と尻尾が付いている。

「誰がばばあですって!」

「はっ!ちゃんと聞こえてんじゃねぇか。46歳のおばさん!」

「煩いですね。遠路はるばる来たと言うのに…………さっさと円卓から降りろ小娘!」

すごすごとマルジェシタ国王が、円卓から降りた。

緑のさらさらの髪を揺らしながら、自分の席へ座ったのは エルフの王、エーテリア国王だ。

確か、700歳を越えているとか?

「はっはっはっ。まぁ、儂達からしたら小娘ダナ!」

ドワーフの王、オブゼスタ国王も席に着いた。

「おや、もう大分揃ってますね~。」

眼鏡をクイクイ押し上げながらやって来たのは、商人の国ランドルク国王だ。

「後、来てないのは~ま~たあの人ですか~?」

「自由ですからね。あの人は、」

「ん~、イケメンだけど~、怖いのよね~。」

「ほ~、俺はそんなに怖いかね?」

いつの間にか、空席の後ろに扉が出現しており 中から黒1色で身を包んだ男が出てきた。

その瞳だけが赤い。

魔族の王、ヒェードヴェネツェン大陸を治める……魔王だ。

「俺がまた、最後だったみたいだな。悪かったな、始めてくれカルーナ王」

「……はいはい。じゃあ、全員揃ったので「世界会議」始めさせて頂きます。」





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