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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
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ギルドマスター

トイレ、ツマッタΣ( ̄ロ ̄lll)

「此処のギルドマスターをやらされてるドラムスだ。このサティが、嬢ちゃんをFランクで遊ばせとくのは勿体ねぇって煩くてよ?今から嬢ちゃんの実力見せて貰おうか?」

うああ、ドラムスさん 目力半端ないです、怖いです!

そ~~~と、お姉さんの方を見た。

「大丈夫よ!こう見えて、マスターになる前はSランクの冒険者やってた人だから!思いっきり殺っちゃって構わないのよ!」

…………殺っちゃってって、私が殺られるわ!!

恨みがましくお姉さんを見詰めた。

「…………だってぇ、実力が有るんなら早くランクあがりたいかなぁって思ったんだも~ん。」

お姉さんは人指し指同士の先を付けて、もじもじしながら言った。

可愛くしても駄目ですよ!

「……そう言うの、有りなんですか?」

ドラムスさんを見上げて聞いてみる。

「有りか無しか、俺が有りと言えば有りだ!」

言い切った!!

俺がルール!って事!?

「おら、さっさと実力見るぞ。ついて来い!こっちだ。」

言うと、ドラムスさんは地下へ下りて行ってしまった。

私は、お姉さんに腕を掴まれ引っ張られる。

「ほらほら、行きましょ!」

渋々、階段を下りて行った。




「嬢ちゃんの戦闘スタイルは何だ?」

地下に着くと直ぐにドラムスさんが聞いてきた。

「え~、魔法と格闘?…………あれ?此れって魔法戦士?」

「ほ~、簡単な魔法なら使っても大丈夫だぜ。防御魔法が常に張ってるからな。」

こいこい、とドラムスさんに手招きされる。

私は諦めて、ティオをお姉さんに預けると、部屋の中央にたった。

「チナツちゃ~ん!殺っちゃって~!」

「チナツ~!ファイト~!」

「…………頑張れ!」

「ドラムスさん!傷も怪我もさせちゃ駄目ですよ!チナツちゃん!そんなおっさん殴るくらいなら、俺を~!」

声援?が聞こえる。

お姉さん、ギルドマスターに何か恨みでも有るんですか?

チャムさんにチャッツさん、がんばります!

ゴーリさん、意味不!

「嬢ちゃんから、来いや!」

ん~、どうしようかな?

ゲルティさんの時と同じような感じかな?

「ウォーターボール」「ファイアボール」

左側に水の玉を、右側に火の玉を出し、それぞれ5つに分裂させた。

「……行きます。」

水の玉を投げる。一瞬遅く火の玉も投げる。

ドラムスさんの前で、水の玉に火の玉が当たる。

「うおっ!」

水蒸気が立ち上った。

ドラムスさんに向かって走る。

正面から突っ込むと思わせといて、足払い!

ヒョイ。

軽く交わされた!

水蒸気で見えてない筈なのに!

!!

ヤバイと思い、バク転で後ろへ下がる。

私の顔があった場所に、ドラムスさんの拳が突きだしていた。

そのまま、拳を横に凪ぎ払うと水蒸気が霧散した。

「はっ!次はこっちから行くぜ!楽しませろや!」

「いや~~!楽しくないですよ!」

ユルシスさん並のスピードで突っ込んで来る。

午前中に散々やった防御で対応する。

違うのは、今は魔法が使える事!

私とドラムスさんの間に、冷気が集まり出す。

ドラムスさんが気付き、離れようとする。

「アイシクル!」

無数の氷柱がドラムスさんを襲う。

「くそが!!」

襲い来る氷柱をドラムスさんは拳と蹴りで、次々に粉砕していく。

氷柱を追加で出すと、「アイスアロー」を10本放った。

「嬢ちゃんは鬼か!?」

氷柱を相手にしているドラムスさんの元に、スピードに乗った氷の矢が届く。

鬼はノストさんです!

氷柱が1本、矢が2本擦っただけで、ドラムスさんは全ての氷を壊して見せた。

「はぁ~、こんだけ撃っても駄目ですか?」

「いやいや、こんだけ撃てれば充分だろ?もうちょい、嬢ちゃんと遊んでたいが、まぁ、良いだろ。サティ!」

観戦していた受付のお姉さんを見る。

「ちっ!殺っちゃって良かったのに…………。」

ボソッと呟いた。

「……聞こえてるぞ?たく、嬢ちゃんのギルドカードBランクまで上げてやれ!まだまだ、強くなりそうだしな。ランクアップ試験も好きな時に受けていいぜ!流石に、試験無しでAランクにゃ上げられん。」

「…………マジですか!?」

「ああ、まだなんか、隠してる気がするしな。」

鋭い…………。

「チナツちゃん!早速、上に戻ってギルドカードの更新しましょ~!」

「チナツ~!凄かったよ~!」

「…………強い!」

「チナツちゃんがBランク…………Bランク……B」

ゴーリさんが遠い目をしていた。

後から聞いたんだけど、チャムさんとチャッツさんはBランク、ゴーリさんだけCランクなんだって!

どんまいでーす。

Bランクのギルドカードは、オレンジ色でした!





結局、依頼は何も請けずに家に帰る事になった。

チャムさんとチャッツさんに挟まれて、今までにチャムさん達が請けた依頼で面白かった事や失敗した事等を いろいろ話してくれた。

この世界に来て、初めてじゃないだろうか?

歳の近い者だけできゃあ、きゃあ騒ぎながら帰るなんて……。












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