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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
56/107

鬼と書いて、ノストと読む?

(*゜▽゜)_□←コレハ、ナンデショウ?

へ、エ~ト(;´д`)

(*゜▽゜)_□……ハイ!ジカンギレ!

(*゜▽゜)_□コレハ…………シカク!

エ~~~~(;´д`)

訓練が始まる前に、ノストさんに使える属性について聞かれた。

「……自分で使って確認しただけですけど、えっと~」

私は、指折り数える。

「8個?」

私の答えに、ノストさんとユルシスさんが絶句する。

「……8個?」

「地、水、火、風、氷、雷、光、闇ですかね?」

属性についてユルシスさんが説明してくれた。

「氷は水の上位版、雷は風の上位版です。其れだけ使えるなら空間も使えそうですね。空間魔法は地、水、火、風の4属性が必要なんですよ。転移魔方陣は見た事有りますか?あれは、4属性をそれぞれ持った魔法使いが4人で作ってるんですよ?」

転移魔方陣…………なんて嫌な思い出!

「……複数の属性を使える人は珍しい、ですか?」

「普通は1属性、多くて2~3属性です。全属性を使えると言うのは、聞いた事がありません。……確か、魔大陸のヴァンツェリッヒ王が光以外の属性が使えたと思いますが?」

魔大陸の王って魔王様ですか!

うわ~、会ってみたいような、会いたくない様な?

「フフ、なら 火と水ですね。後、氷以外は使用禁止で。パーティの時に使っていた属性です。2属性なら其れほど目立たないでしょう。」

「其れが良いでしょうね。使う時は気を付けて下さい。」

「……はい。」

「始めは、昨日同様 身体強化のみですよ?使って良いのは。」

「はい!宜しくお願いします!」

騎士団での訓練が始まる!





第3部隊には、女性が20人在籍していた。

そのグループに入る事になった。

ティオは、ユルシスさんに預かって貰っている。

「ジェシカよ。一応、女のグループを任されてるわ。まぁ、1番年長者ってだけなんだけど!」

「チナツです。短い間ですけど、宜しくお願いします。」

「短めだろうと、女が増えるのは大歓迎よ!よろしく。」

ジェシカさんと握手をする。

ジェシカさんは、女性ながら180㎝近い身長で30歳くらい?ベリーショートの真っ青な髪が印象的な人だ。

「挨拶等は後でも出来る!さっさと、走れ!」

「はい!ほら、走るよ。男は10周、女は8周!」

「はい!」

ただっ広い訓練所、一周何キロあるんですか!?な距離を、ひたすら走る。

身体強化を皆、使っているのだろう。

ペースが速い!

スタミナ上がってて良かった!と、思ってたら

「チナツは10周!自分から言ってきたんだ!やる気見せろ!!」

鬼!?

「返事!!」

「はい!」

初っぱなから、涙目です。ぐすっ


な、何とか走りきった!走りました!ドベだけど

ぜぇ、はぁ、言いながら、腕立て伏せをしているジェシカさんの元へ行く。

「はぁ、はぁ、腕立て、何回、ですか?」

「はぁ、くっ、100、よ!」

くっそ!本当に鬼だな!

先に腕立てを終えたジェシカさんが、次の筋トレに移る。

腕立てだけなわけないよね!


「終わった奴から休憩!終わってねぇ奴等はさっさと終わらせろ!」


殆どの人が筋トレを終わらせ休憩している中、私もやっと筋トレを終える事が出来た。

「お、おわ、った。」

「フフ、やっと終わったか?だが、」

ノストさんが仰向けに倒れてる私を見下ろしながら、ニヤリと笑う。

ジェシカさんから、憐れみの視線を感じる。

「休憩終わり!!模擬戦に移れ!」

のおおおぉぉぉぉ!!

「まぁ、水飲むくらいは許してやる。ユルシス!」

「ウォーター……」

私は、水の玉を出すと少し飲んで 残りを頭から被った。

息を整えていると、呼ばれたユルシスさんがやって来た。

「ちょっと見てろ。……チナツ!構えろ!」

「!?」

咄嗟に、顔面を両腕でガードした。

腕に衝撃が走る。

何とか勢いを反らし、飛ばされながらもバク転の要領で足から着地する。

「はぁ、はぁ、はぁ、」

「……フ、ユルシス!今のスピードで相手してやれ!チナツ!今日は、ガードだけでいいから このスピードに慣れろ!」

マジで?

「……返事!!」

「はい!」





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