怒る理由
こめかみ…………漢字で書くの諦めました!
(;つД`)読めなさ過ぎ!!
特に此れと言った会話も無く、訓練所につきました。
訓練所は……う~ん、スタジアム?コロッセオ?みたい。
楕円形で観客席に囲まれてる。
同じ様なのが5つ在って、闘技大会みたいなのも開かれるらしい。
だから、観客席が有るんだって
ただっ広いだけの場所も、勿論有るらしいけど私の訓練と言う事で この場所を借りてくれたらしいです。タイアスさんが!
クッキーの事と言い、
なんか、私の行動がバレバレですね。
足向けて寝れません。
訓練所の中央に移動する。
「あれっ?そう言えば、叔父様に用が有ったんじゃないんですか?ずるずると、此処に来ちゃいましたけど?」
「特に用は、俺達はタイアスさんに呼ばれてたから…………。」
「「「「…………」」」」
「……先読みの天才ですか?タイアスさん。」
「補佐の中でも、優秀な人だけど……」
「考えたって仕方無いだろう?頭じゃ、どうやったって敵わないんだ。其れより、訓練、するんだろ?」
ダニーさんに聞かれて頷く。
「あの、その前に……」
私はウィルネストさんの方に向き直る。
「その…………ご免なさい!」
勢いよく頭を下げた。
「んニャ~!?」
ティオが落ちそうになって、悲鳴を上げた。
私の腕に移動してきたので抱える。
「な!何で謝る!?」
「えっ?だって、ウィルネストさん 怒ってますよね?一昨日の事ですが?それとも、今日、私に付き合わされるのが迷惑でしたか?両方ですか?嫌なら嫌だとはっきり言ってもらって構いません!自分なりにいろいろ考えてみますし、明日には叔父様達に扱いてもらえますから!」
一気に捲し立てた。
ウィルネストさんは唖然としていた。
「…………別に、怒っては…」
「怒ってたぞ、お前。」
「ずっと眉間に縦皺作ってたぞ?」
ウィルネストさんは、指で眉間を揉んでから
「……怒ってたのなら、自分自身に、だ。一昨日は守るとか言っといて、あの、体たらくだし……終いには、へばってるのに俺の治療はされるし、礼まで言われるしで……なんだ、合わせる顔が無かった。」
顔を背けて、頭を掻いた。
「……で、今日会ったら強くなりたい、だろ?」
「情けない」
「情けないねぇ」
「……人に言われると、腹立つな!」
はぁ~、と溜め息を吐くと私の頭をグリグリ回した。
「だから、チナツは何も悪くない。只の自己嫌悪だ。勘違いさせて悪かったな。」
「?ウィルネストさんはちゃんと守ってくれたじゃないですか!あの時、来てもらえなかったら、私は…………。」
奴隷にされて、連れ出されてた……。
拷問道具がちらつく。
想像するのも嫌だ。怖い。
「私が、強くなりたいのは 一方的にやられたのも有るけど、そのせいでウィルネストさんは怪我するし、叔父様だって!……だって、アンディス会長は捕らえる予定だったんでしょ?」
私の方こそ情けない。
「私が、捕まったからです。捕まって、何も出来なかったからです。だから、強くなりたいです!」
ウィルネストさんの眼を強く見詰めた。
少し考えた後、ウィルネストさんは私のこめかみをグリグリしてきた。
いっ痛いいい!
「結局!理由の中に俺が入ってんじゃねぇか!」
デコピンされて、解放された。
「痛い…ですぅ。」
おでこを押さえる。涙目だ。
「……たくっ、何だ?チナツを守るときは怪我しちゃ駄目だってのか?」
「…………あっ、そうなりますね!でっ!」
また、デコピンされた。
「そんな無茶言う奴に、手加減は必要ないな!ダニエル、ムービック、俺から相手する!お前達は?」
「はは、チナツ嬢 御愁傷様!俺達は組手でもしてるさ。」
「頑張れよ!」
ダニーさんとムーさんは手を振って離れて行った。
「…………あの、ウィルネストさん、」
「ウィルで良い。」
「…ウィルさん。」
「……さんも要らない。」
「……じゃあ、ウィル、宜しくお願いします。」
「ああ、ボコボコにしてやるよ。」
「…………。」
こっ後悔とか、してない、してない…よ?




