ばれたニャ!
(*゜▽゜)_[茶]
ソチャデスガドウゾ~
イマハ、ソチャッテイワナイラシイネ!
キャクニ、ソマツナモノダシテンジャナイヨ!
ッテ、コトナノカナ?
結局、叔父様達はこの後にも会議があると言う事で 明日遊んでくれる事になった。
只、タイミング悪く部屋にやって来た騎士3人(内1人はウィルネストさん、2人がギドさんの家で会った騎士さん)が、叔父様達に無理矢理クッキーを食べさせられて、私と遊ぶ事になった。
「なんか、ホントにすいません。」
俯き歩きながら私は3人に謝った。
「良いって、クッキー美味しかったし、逆に食べれてラッキー?見たいな!」
「そうそう、あっ俺達って自己紹介してなかったよね?俺、ダニエル・コール!ダニーでいいよ。」
「俺はムービック・カムノ!ムーでお願いします。」
「はい。ダニーさんとムーさんですね。宜しくお願いします。」
今、私達は訓練所に向かっていた。
私の両サイドに、ダニーさんとムーさんが歩いていて ウィルネストさんが前を歩いている。
さっきから、ウィルネストさんは1言も喋らない。
怒ってる?
「……あの、ウィ」
「アルステッド殿下だ。チナツちゃん、ちょっと 端に寄ろうか?」
「珍しいな。殿下が、こっちに来るのは。……ああ、隊長達の会議に出るのか。」
前方から、アルを先頭にルークさんとお兄ちゃんがやって来る。
ダニーさんに言われるまま、廊下の端に寄ると、3人は騎士の礼をした状態でアルの通過を待った。
えっ、え~と、私はどうしたら良いの?
悩んでいたら、お兄ちゃんが私に気付いて駆け寄ってくると、私の両手をギュッと掴んだ。
「こんなとこで会えるとは思わなかったよ!チナツ!お兄ちゃん、なかなか家に帰れないから会えて嬉しいよ!」
「私もお兄ちゃんに会えて嬉しいよ。でもねお兄ちゃん、今勤務中じゃないの?殿下放って駆けてくるのは、良くないんじゃない?」
「あ……、痛!!」
お兄ちゃんの頭に拳骨が落ちた。
お兄ちゃんの直ぐ後ろにルークさんが立って居た。
「駆け出したい気持ちは分かるけどね?時と場所は考えような?」
「……すいませんでした。」
肩を落として、お兄ちゃんはアルとルークさんの後ろに下がる。
代わりに、アルが近付いてきた。
「フ、私もルークも此処でチナツに会えるとは思ってなかったよ。気持ちが分かる分、トヴィアを余り強く叱れないね。私も会えて嬉しいよ、チナツ」
アルは、私の手を取ると手の甲にキスをした。
ぐはっ!!
凄く自然な動作だった!!
慣れてらっしゃる!?でも、私は慣れてない!!
カァ~~~
と、頬が赤くなるのが分かる!
「フフ、此れくらいで赤くなって、チナツは可愛いね。」
ぐはっ!!
更に追加ダメージ!!
「だ、誰でも!ああああ赤くなりますよ!」
「そうかな?」
「そうですよ!」
いつの間にか、私の側に戻ったお兄ちゃんが ハンカチで私の手の甲を拭いていた。
「はぁ、何をしているんだトヴィア。私はバイ菌か何かか?」
「いえ、身内からチナツに近付く男は排除するように言われてまして……その、立場上 殿下の行動は止められないので?」
殿下がお兄ちゃんの耳を引っ張った。
「痛い!痛、いたたたたた!!」
「……アル、そろそろ行かないと、」
「ん、そうだな。じゃあ、チナツまた会おう。」
お兄ちゃんの耳を引っ張ったまま、アルは優雅に歩いて行った。
ルークさんはウィンクしてから、ひらひらと手を振ってアルの後について行った。
「はあぁぁぁぁ」
私は大きな溜め息を吐いた。
なんか、嵐が去ったって感じですよ!
「……疲れるわぁ」
「ご主人、頑張るニャ!会わない様に頑張るニャ!」
「はは、そ、だねぇ。…………て、ティオ!喋っちゃ駄目じゃない!?」
「いやいや、もう、知ってるから」
「え?」
「あのドワーフの家で、喋ってたからこの子。」
「え?じゃあ、ミシェルやギドさん、も?」
「ああ、ドワーフやメイドも居たね。」
「面目ニャいニャのニャ~」
「…………はは、はぁ~。次からは気を付けてね?」
「ニャ~」
「…………おい、訓練するんだろ?行くぞ。」
ウィルネストさんが喋った!
チラッと見えたウィルネストさんの顔は、眉間に皺が寄ってました。
やっぱり、怒ってる?
一昨日の事かなぁ?
私に付き合わされて迷惑だったかなぁ?
どっちだろ?
謝った方が良いよね?




