カロリンメイト
(V)(▽A▽)(V)チャキチャキ!
モンスターガアラワレタ!
モンスターノコウゲキ!
モンスターワナカマヲヨンダ!
(V)(▽A▽)(V)(V)(▽A▽)(V)チャキチャキ!
モンスターBノコウゲキ!
モンスターBワナカマヲヨンダ!
(V)(▽A▽)(V)(V)(▽A▽)(V)(V)(▽A▽)(V)
モンスターCノコウゲキ!………∞
セトお祖父様とセルヴィス叔父様は、少し話した後仕事だからと登城していった。
セルヴィス叔父様は、王国騎士なんだって!
黒鷹・青鷹・赤鷹騎士団がそれぞれの王族に忠誠を誓ってて、王国騎士団は国に忠誠を誓ってるんだとか。
その下に王国兵士団が在るんだって、セルヴィス叔父様が教えてくれた。
その後は、皆でお茶会のようになって 私の居た世界についていろいろと質問された。
学校が義務化されている事に、セヴァルお祖父様が食い付いてきたり、ショッピングモールや温泉施設等には 奥様方が食い付き、話に入ってこれない子供達には、動物園や遊園地の話をしてあげた。其処にもセヴァルお祖父様が食い付いてきたけど……。
話していると直ぐに時間は過ぎて、午後は子供達と遊ぶことになった。
と言っても、この世界の遊びなんて知らないので「かくれんぼ」を提案した。
……知ってる人がいなかったので、説明すると
「もう少し、人数が居た方が楽しそうだな。」
と言って、セヴァルお祖父様が 伯爵家で見習いとして働いている10代前半の子供を連れてきた。
全部で子供が7人になった。
場所は中庭を使わせてもらえた。敷地が区切られているので丁度良い。
「じゃあ、私が鬼をやるから 皆は見つからないように隠れてね!あっ、最後まで隠れきった子には 珍しい食べ物をあげるわね?」
「食べ物」に子供達の目の色が変わる。
「わ!私も参加しようか……」
「大人は駄目ですよ。」
側に居たセヴァルお祖父様も「食べ物」に釣られ、参加を希望してきたけど、即却下だ。
珍しい=異世界だと気付いたみたい。
後でこっそりあげますから、予想以上に落ち込まないでほしい。座り込んで「の」の字とか、書かないで!
「かくれんぼ」が始まり、一斉に子供達が走って散っていく。居なくなったのを確認してから私は、セヴァルお祖父様にカロリンメイト(チーズ味)をそっと差し出した。
「お口に合うかは分かりませんけど……。」
「い、良いのかい?」
「はい。貰って下さい。子供達の分はちゃんと有りますから!」
「おお~!有り難う!」
立ち上がると、セヴァルお祖父様は奥様方の居る方へ走って行ってしまった。
さて、私は子供達を探しましょうか!
結果発表!
最後まで隠れきったのは、セインでした!
最初に見つかったのは、ルルでした!隠れてるのに、喋ってましたよ。この子。
「食べ物ってお菓子かなぁ?」とか「甘いかなぁ」とかね。
因みに、「ロッテちゃん」て呼んだら「ロッテなの!」て、怒られたので皆呼び捨てです。
私は、前もって出しておいたカロリンメイトを開ける。
全部で8本。
セイン、ロッテ、ルルに、セヴァルお祖父様が連れてきた中で、いちばん若い子にチョコ味を、残りの子にプレーン味を配った。最後に残りのプレーン味もセインに渡す。
「僕は2本?」
「うん。勝者だからね?」
「有り難うございます!あ、あの、でも、」
もじもじしながらセインは、私にプレーン味を返してきた。
「此れは、チナツ姉様が食べてください。だって、此れで全部何でしょ?」
私は、数回瞬きをするとセインに抱きついた。
「!?、チナツ姉様!」
「セインはとても良い子ね!有り難う。その心遣いがとっても嬉しい!」
すると、おずおずとセインは私の背中に手を回して、抱き返して来た。
「…僕は、姉様が出来て、とても嬉しい、です。」
と、小さい声で言ってくれた。
「うん、私も家族が沢山出来て とても嬉しいよ。」
と返した。
私は、セインを解放すると立ち上がり
「じゃあ、皆で1本ずつ食べましょうか?」
「「「「「はい!」」」」」
「はい、なの」
「モグモグモグモグ」
若干1名、既に食べてました。




