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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
30/107

クロイツ家勢揃い…お兄ちゃんは仕事です。

Ψ(◎Щ◎)Ψモンスターガアラワレタ!

■タタカウ

■ドウグヲツカウ

■ニゲル《《《

ニゲルヲセンタクシマシタ。

■オカネヲハラッテニゲル《《《

■ジリキデニゲル

オカネガタリマセン。アキラメテクダサイ。



クトゥースさんに案内された部屋に入る。

最初に目に付いたのは、女性陣だ。

だって、ドレスですよ!

映画やイラストでしか見たことのない西洋のドレス!

私が、目の前に拡がる映画のワンシーンのような光景に 気をとられている内に、クトゥースさんは礼をして部屋から退室していた。

「チナツ?いらっしゃい。」

「!………は、はい。」

両親は、既に進んでいて 慌てて 側に寄った。

「ん、チナツ 此方から、私の叔父夫婦、両親、兄夫婦……と、その子供達…だ。」

お父さんがめっちゃ簡単に説明してきた。

家族とはいえ、貴族の説明がそんなで良いの?

取り敢えず 私は、伯爵家当主だろう男性を見る。

セトお祖父様と同じ髪型にしたら、区別が付きにくい程に似ている。残念ながら身長差があるので区別は可能だ。

セトお祖父様より数㎝低い。

「御初に御目にかかります。チナツ・クロイツです。…この度、クロイツ家の一員に加わらせて頂けた事、心よりお礼申し上げます。」

ドキドキしながら、頭を下げた。

こう言う言い方で、良かったのかな?

敬語になってる?

あんまり使った事無いから不安です!

「フフフ、セヴァル・モーヴィス・クロイツです。そう堅くならないで良い。ほら、顔を上げて?」

「そうですよ。もっと良くお顔を見せて!あ~!なんて愛らしい娘なの!私の事は、是非!ナキアお祖母様って呼んでちょうだい!」

私は、ナキアお祖母様に両頬を挟んで持ち上げられた。

「ナキアお祖母様?」

言われた通りに呼んだ。

物凄い速さで抱き締められた!

「良いわ~。ゼナス!この子頂戴!」

「「駄目」ですよ。」

両親がハモった。

「ナキア?独り占めは良くなくてよ?話を聞いてからずっと、会いたかったのは私も同じなのだから。」

言いながら、セトお祖父様夫婦が側に来た。

「初めましてチナツ。カザリナ・クロイツです。私の事もお祖母様と呼んでちょうだい。」

「はい。カザリナお祖母様。」

「…………ゼナス?」

「「駄目」ですよ。」

また、両親がハモった。

「ちっ」

あれ、品のある人だと思ったカザリナお祖母様、今 舌打ちした?

気のせいにしたいけど、距離が近すぎる。

「フフフ、久し振りですね。チナツ。ゼナス達とも上手くやれているようで、安心しました。」

「あ、セトお祖父様。お久し振りです。お祖父様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。」

「良いんですよ。こうやって、妻の喜ぶ顔が見れましたからね。」

「あら、でしたらゼナスを説得してくださいな。」

「フム、難題だね?」

「こほん!」

お祖父様達が振り替える。

「私達は、忘れられてしまったようなのですが?挨拶させて頂いても宜しいでしょうか、ね?」

さっき、お父さんが兄と呼んでいた人だ。

奥さんと子供が3人。

改めて、私は挨拶をした。

「この度、クロイツ家の一員になりました。チナツ・クロイツです。宜しくお願いいたします。」

「うん。私が、ゼナスの兄のセルヴィス・クロイツだ。横に居るのが妻のシャロン、子供達が 10歳のセイン、七歳のシャルロッテとシャルルだ。宜しく。」

「姪になるのよね?私も、会えるのを楽しみにしてたのよ。」

「会えて嬉しいです。宜しくお願いします。」

私はシャロンさんと握手をした。

「ほら、貴方達もご挨拶なさい。」

シャロンさんは、子供達の背中を押し 私の前に立たせた。

長男のセイン君は、1度シャロンさんを見てから私を見た。

「……セイン・クロイツです。10歳です。」

「シャルルだよ!みんなは「ルル」って呼ぶよ!お姉ちゃんも「ルル」って呼んで!」

「シャルロッテなの。「ロッテ」と呼んでほしいの。ルルとは、双子なの。よろしくなの。」

3人とも、とっても可愛い!

セイン君は、濃い茶髪に空色の瞳。礼儀正しい 大人しめの子。

ルル君とロッテちゃんは、明るいふわふわな茶髪に濃いめの青色の瞳。元気いっぱいな子達だ。

「チナツ・クロイツです。仲良くしてくださいね?」

「「「はい!」」」

賑やかな1日になりそうです。







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