クロイツ家勢揃い…お兄ちゃんは仕事です。
Ψ(◎Щ◎)Ψモンスターガアラワレタ!
■タタカウ
■ドウグヲツカウ
■ニゲル《《《
ニゲルヲセンタクシマシタ。
■オカネヲハラッテニゲル《《《
■ジリキデニゲル
オカネガタリマセン。アキラメテクダサイ。
クトゥースさんに案内された部屋に入る。
最初に目に付いたのは、女性陣だ。
だって、ドレスですよ!
映画やイラストでしか見たことのない西洋のドレス!
私が、目の前に拡がる映画のワンシーンのような光景に 気をとられている内に、クトゥースさんは礼をして部屋から退室していた。
「チナツ?いらっしゃい。」
「!………は、はい。」
両親は、既に進んでいて 慌てて 側に寄った。
「ん、チナツ 此方から、私の叔父夫婦、両親、兄夫婦……と、その子供達…だ。」
お父さんがめっちゃ簡単に説明してきた。
家族とはいえ、貴族の説明がそんなで良いの?
取り敢えず 私は、伯爵家当主だろう男性を見る。
セトお祖父様と同じ髪型にしたら、区別が付きにくい程に似ている。残念ながら身長差があるので区別は可能だ。
セトお祖父様より数㎝低い。
「御初に御目にかかります。チナツ・クロイツです。…この度、クロイツ家の一員に加わらせて頂けた事、心よりお礼申し上げます。」
ドキドキしながら、頭を下げた。
こう言う言い方で、良かったのかな?
敬語になってる?
あんまり使った事無いから不安です!
「フフフ、セヴァル・モーヴィス・クロイツです。そう堅くならないで良い。ほら、顔を上げて?」
「そうですよ。もっと良くお顔を見せて!あ~!なんて愛らしい娘なの!私の事は、是非!ナキアお祖母様って呼んでちょうだい!」
私は、ナキアお祖母様に両頬を挟んで持ち上げられた。
「ナキアお祖母様?」
言われた通りに呼んだ。
物凄い速さで抱き締められた!
「良いわ~。ゼナス!この子頂戴!」
「「駄目」ですよ。」
両親がハモった。
「ナキア?独り占めは良くなくてよ?話を聞いてからずっと、会いたかったのは私も同じなのだから。」
言いながら、セトお祖父様夫婦が側に来た。
「初めましてチナツ。カザリナ・クロイツです。私の事もお祖母様と呼んでちょうだい。」
「はい。カザリナお祖母様。」
「…………ゼナス?」
「「駄目」ですよ。」
また、両親がハモった。
「ちっ」
あれ、品のある人だと思ったカザリナお祖母様、今 舌打ちした?
気のせいにしたいけど、距離が近すぎる。
「フフフ、久し振りですね。チナツ。ゼナス達とも上手くやれているようで、安心しました。」
「あ、セトお祖父様。お久し振りです。お祖父様には本当にお世話になりました。ありがとうございました。」
「良いんですよ。こうやって、妻の喜ぶ顔が見れましたからね。」
「あら、でしたらゼナスを説得してくださいな。」
「フム、難題だね?」
「こほん!」
お祖父様達が振り替える。
「私達は、忘れられてしまったようなのですが?挨拶させて頂いても宜しいでしょうか、ね?」
さっき、お父さんが兄と呼んでいた人だ。
奥さんと子供が3人。
改めて、私は挨拶をした。
「この度、クロイツ家の一員になりました。チナツ・クロイツです。宜しくお願いいたします。」
「うん。私が、ゼナスの兄のセルヴィス・クロイツだ。横に居るのが妻のシャロン、子供達が 10歳のセイン、七歳のシャルロッテとシャルルだ。宜しく。」
「姪になるのよね?私も、会えるのを楽しみにしてたのよ。」
「会えて嬉しいです。宜しくお願いします。」
私はシャロンさんと握手をした。
「ほら、貴方達もご挨拶なさい。」
シャロンさんは、子供達の背中を押し 私の前に立たせた。
長男のセイン君は、1度シャロンさんを見てから私を見た。
「……セイン・クロイツです。10歳です。」
「シャルルだよ!みんなは「ルル」って呼ぶよ!お姉ちゃんも「ルル」って呼んで!」
「シャルロッテなの。「ロッテ」と呼んでほしいの。ルルとは、双子なの。よろしくなの。」
3人とも、とっても可愛い!
セイン君は、濃い茶髪に空色の瞳。礼儀正しい 大人しめの子。
ルル君とロッテちゃんは、明るいふわふわな茶髪に濃いめの青色の瞳。元気いっぱいな子達だ。
「チナツ・クロイツです。仲良くしてくださいね?」
「「「はい!」」」
賑やかな1日になりそうです。




