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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
28/107

すぐの再会

(;つД`)ツカマッタ

ジャンケンシヨウΨ(◎∇◎)Ψ

(;つД`)ソノテハ、パーナノ?チョキナノ?

………………?Ψ(◎∇◎)Ψ

………ヤッパ、オイカケッコ?Ψ(◎ц◎)Ψ

Σ(´□`;))))))イヤ~~


鍛冶屋の扉を開け、覗きながら

「え~と、ごめんくださ~い。」

返事は返ってこない。

店の中に入り、扉を閉めた。

大きな樽が2つあり、武器防具が放り込まれている。

それ以外に、武器や防具は見あたらない。

部屋の中央には、大きな木を切り出し 削っただけの無骨なテーブルと椅子、棚には幾つかのグラスの他はお酒で、棚の下の樽も 中身はお酒…だろう。

「すいませ~ん。誰か、居ませんか~!」

奥の部屋に続くドアの向こうから、話し声と物音が聞こえた。

良かった。人が居た。

ドアが開く。

「あ~、ジジイはもう少ししたら 来っから用があんならもうちょい待っ………てろ。」

「…………!」

今頃、騎士が探し回っているだろう悪人のおじさんが出てきた。

「シャー❗」

ティオが威嚇して鳴いた。

「…何で、此処に居るんですか?おじさん。」

「ちっ!何で、でもねぇよ。嬢ちゃんには関係無いだろ。後、その「おじさん」言うの止めてくれよ。俺は28だ。」

言いながら、おじさんは丸太の椅子にドカッと足を組んで座った。

私は、ジト目でおじさんを見る。

「私からすれば、髭もじゃの人はみんな「おじさん」です。」

「ちっ!」

舌打ちが癖なのか、店の外で会ったときより感じ悪い。

「……おい。立ってないで 適当に座れ。落ち着かねぇ。」

「…………。」

私は、おじさんから1番遠い椅子に座った。

何処から出したのか、おじさんはお酒を飲み始めた。

することが無いので、ティオを撫でて気を紛らわす事にした。

「…………」

「…………」

撫で撫で撫で撫で撫で撫で撫で撫で

「…………」

「…………」

撫で撫で撫で撫で、

「ちっ!……なんか、喋れ。」

「……お酒臭いです。お・じ・さ・ん。」

「うぐっ、……可愛くねぇ~。可愛いのは、見た目だけか?」

「あらら~。ティオ~おじさんは私を可愛いと思ってるみたいですよ~。危険ですね~。怖いですね~。……人拐いに可愛いと言われても、嬉しく無いですから。」

「…………」

「人拐いとは、穏やかじゃねぇゾナ。」

ドアが開いて、髭もじゃのドワーフが入ってきた。

身長150cm有るか無いか位で、目元以外は髭で隠れている。

と言うか、髪と髭の境目が分からない。

「……遅ぇよ。ジジイ。」

「フン!勝手に居着いてんじゃから、客の相手ぐらいするもんじゃゾナ。で、お嬢ちゃんが客ゾナ?」

「はい。武器と防具が欲しくて、お父さんの紹介で来ました。」

「お父さんゾナ。誰ゾナ?」

「ゼナス・クロイツです。あっ、申し遅れました。私は、チナツ・クロイツです。よろしくお願いします。」

「ゾナゾナ。ギド、ゾナ。ゼナスなら昨日、嫁と一緒に来たゾナ。」

「ブホォ!……クロイツ!?」

おじさんがお酒を吹いた。

「汚いゾナ。」

「汚いです。」

「ニャー!」

「…………。」

「ゼナスの娘っ子なら、問題無いゾナ。そ~ゾナ?動きを阻害しない軽装備が良いゾナ。武器は何使ってるゾナ?」

「特に何も?魔法が主体なので、接近された時ように欲しいんです。」

「ゾナゾナ。分かったゾナ。幾らぐらいで揃えるゾナ?」

私は、リュックからルークさん(殿下)から貰った皮袋を取り出し 中を確認した。

「……あれ?」

小金貨は2枚だって……5枚入ってる!?

「?どうしたゾナ。」

「あっ、いえ 小金貨2枚から3枚でお願いします。」

「分かったゾナ。防具の採寸がしたいゾナ。」

「はい!あっ あと、もう少ししたらお兄ちゃんが迎えに来るんですけど、採寸が終わっても此処にいて良いですか?」

「ゾナゾナ。構わないゾナ。」

「げっ!ゼナス・クロイツの息子って、騎士じゃねぇか!?そう言う事はもっと早く教えとけ!」

慌てて立ち上がるおじさん。

「残念!教える義理が無いです。」

「ちっ!ホント、可愛くねぇ。ジジイ、邪魔したな!」

「ゾナゾナ。」

おじさんは店の奥に走っていった。

きっと、裏口から出るのだろう。

入れ替わりに店の扉が開き、お兄ちゃんが入ってくる。

「たった今、裏口から昨日の悪人さんが出てったよ?」

「!?」

お兄ちゃんも急いで裏口へ走っていった。

「うるさいゾナゾナ。」

「すみません。……あの、採寸してもらって良いですか?」

「するゾナ。」

採寸が終わる頃、落胆したお兄ちゃんが戻ってきた。





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