すぐの再会
(;つД`)ツカマッタ
ジャンケンシヨウΨ(◎∇◎)Ψ
(;つД`)ソノテハ、パーナノ?チョキナノ?
………………?Ψ(◎∇◎)Ψ
………ヤッパ、オイカケッコ?Ψ(◎ц◎)Ψ
Σ(´□`;))))))イヤ~~
鍛冶屋の扉を開け、覗きながら
「え~と、ごめんくださ~い。」
返事は返ってこない。
店の中に入り、扉を閉めた。
大きな樽が2つあり、武器防具が放り込まれている。
それ以外に、武器や防具は見あたらない。
部屋の中央には、大きな木を切り出し 削っただけの無骨なテーブルと椅子、棚には幾つかのグラスの他はお酒で、棚の下の樽も 中身はお酒…だろう。
「すいませ~ん。誰か、居ませんか~!」
奥の部屋に続くドアの向こうから、話し声と物音が聞こえた。
良かった。人が居た。
ドアが開く。
「あ~、ジジイはもう少ししたら 来っから用があんならもうちょい待っ………てろ。」
「…………!」
今頃、騎士が探し回っているだろう悪人のおじさんが出てきた。
「シャー❗」
ティオが威嚇して鳴いた。
「…何で、此処に居るんですか?おじさん。」
「ちっ!何で、でもねぇよ。嬢ちゃんには関係無いだろ。後、その「おじさん」言うの止めてくれよ。俺は28だ。」
言いながら、おじさんは丸太の椅子にドカッと足を組んで座った。
私は、ジト目でおじさんを見る。
「私からすれば、髭もじゃの人はみんな「おじさん」です。」
「ちっ!」
舌打ちが癖なのか、店の外で会ったときより感じ悪い。
「……おい。立ってないで 適当に座れ。落ち着かねぇ。」
「…………。」
私は、おじさんから1番遠い椅子に座った。
何処から出したのか、おじさんはお酒を飲み始めた。
することが無いので、ティオを撫でて気を紛らわす事にした。
「…………」
「…………」
撫で撫で撫で撫で撫で撫で撫で撫で
「…………」
「…………」
撫で撫で撫で撫で、
「ちっ!……なんか、喋れ。」
「……お酒臭いです。お・じ・さ・ん。」
「うぐっ、……可愛くねぇ~。可愛いのは、見た目だけか?」
「あらら~。ティオ~おじさんは私を可愛いと思ってるみたいですよ~。危険ですね~。怖いですね~。……人拐いに可愛いと言われても、嬉しく無いですから。」
「…………」
「人拐いとは、穏やかじゃねぇゾナ。」
ドアが開いて、髭もじゃのドワーフが入ってきた。
身長150cm有るか無いか位で、目元以外は髭で隠れている。
と言うか、髪と髭の境目が分からない。
「……遅ぇよ。ジジイ。」
「フン!勝手に居着いてんじゃから、客の相手ぐらいするもんじゃゾナ。で、お嬢ちゃんが客ゾナ?」
「はい。武器と防具が欲しくて、お父さんの紹介で来ました。」
「お父さんゾナ。誰ゾナ?」
「ゼナス・クロイツです。あっ、申し遅れました。私は、チナツ・クロイツです。よろしくお願いします。」
「ゾナゾナ。ギド、ゾナ。ゼナスなら昨日、嫁と一緒に来たゾナ。」
「ブホォ!……クロイツ!?」
おじさんがお酒を吹いた。
「汚いゾナ。」
「汚いです。」
「ニャー!」
「…………。」
「ゼナスの娘っ子なら、問題無いゾナ。そ~ゾナ?動きを阻害しない軽装備が良いゾナ。武器は何使ってるゾナ?」
「特に何も?魔法が主体なので、接近された時ように欲しいんです。」
「ゾナゾナ。分かったゾナ。幾らぐらいで揃えるゾナ?」
私は、リュックからルークさん(殿下)から貰った皮袋を取り出し 中を確認した。
「……あれ?」
小金貨は2枚だって……5枚入ってる!?
「?どうしたゾナ。」
「あっ、いえ 小金貨2枚から3枚でお願いします。」
「分かったゾナ。防具の採寸がしたいゾナ。」
「はい!あっ あと、もう少ししたらお兄ちゃんが迎えに来るんですけど、採寸が終わっても此処にいて良いですか?」
「ゾナゾナ。構わないゾナ。」
「げっ!ゼナス・クロイツの息子って、騎士じゃねぇか!?そう言う事はもっと早く教えとけ!」
慌てて立ち上がるおじさん。
「残念!教える義理が無いです。」
「ちっ!ホント、可愛くねぇ。ジジイ、邪魔したな!」
「ゾナゾナ。」
おじさんは店の奥に走っていった。
きっと、裏口から出るのだろう。
入れ替わりに店の扉が開き、お兄ちゃんが入ってくる。
「たった今、裏口から昨日の悪人さんが出てったよ?」
「!?」
お兄ちゃんも急いで裏口へ走っていった。
「うるさいゾナゾナ。」
「すみません。……あの、採寸してもらって良いですか?」
「するゾナ。」
採寸が終わる頃、落胆したお兄ちゃんが戻ってきた。




