おじさん
(Ρ△◎)ヒダリ
(φ)ヨメマセン
(ω)ヨメマセン
(Ё)ヨメマセン
Ψ( ̄∇ ̄)Ψシリョクナイネ!
Ψ( ̄∇(〇=(´□`;)ヨメルジニシロ!
ギルドを出ると、道路の反対側に剣と盾の看板が目に入る。
お母さん曰く、
「武器と防具の両方を扱ってる、王都で1、2位を争う大店よ。名前は~確か……ア…アン…アンデット?」
「100%間違ってると思う!」
死んでます!
「別に名前なんてどうでも良いのよ?あのお店の会長とお父さん、仲悪いみたいだから お勧めしないわ~」
「じゃあ、行きません!」
て、言っていたからお店の名前も知らなくて良し!
なので、お父さんからお勧めのお店を聞いておいた。
ドワーフがやってる個人経営のお店らしい。
武器防具と言えば、やっぱりドワーフだよね!
私は広場の方へ歩いて行った。
お父さんが書いてくれた地図を見る。
丸と傍線しか、書かれてない。分かるかーい!?
良し!人に聞こう。
昨日のサンドイッチのお店で聞いてみる。
「「ドワーフの鍛冶屋」ってお店、知りませんか?」
「うん?ああ、昨日買ってくれたお嬢ちゃんじゃないか。「ドワーフの鍛冶屋」なら、この裏道の先だよ。それより 昨日のサンドイッチ、どうだった?」
「う~ん、野菜たっぷりで女性に嬉しいサンドイッチでした。美味しかったですけど、私なら……柑橘系の酸味がちょっと欲しいかな?って感じです。」
「……柑橘系か~。うん、ちょっと試してみるわ~。ありがとな!お嬢ちゃん。」
「いえいえ、此方こそありがとうございます。」
教えられた裏道へ入る。
大人が3人並んだら壁に肩があたるかなぁ位の道幅だった。
昼間なのに薄暗い。
看板を探しながら、真っ直ぐ歩いて行く。
「こう言う、暗くて狭い道だと暴漢に襲われるのが テンプレなんだよ~。」
「そうなのニャ?襲われるニャ?」
「うん、襲われるんだよ~。こんな風にね!」
いつの間にか、私の後ろに2人 前に1人が立ち塞がっていた。
「昨日の悪人!」
そう、私の前に立っているのは昨日話し掛けてきた男だった。
まぁ、充分 予想の範囲内です。
「……大人しく付いてくるなら、乱暴な事はしないぞ。」
「どうせ、娼館とか奴隷とかでしょ?昨日、私の色彩が珍しいって言ってたもの~。」
「ちっ!おい!やるぞ!」
後ろの2人に声を掛けると、私に向かって来ようとした。
咄嗟に、目の前の男の眼前に土の壁を形成する。名前はまだ無い!
「イメージ魔法って、ちょ~便利!!」
言いながら、後ろから掴み掛かろうとした男に 回し蹴りを放つ。運良く、男の顎に当たったようで 男は脳震盪を起こして倒れた。
「おおぅ!ラッキー!」
「…!この女調子に乗んなよ!」
右拳を振り上げ殴り掛かってきた。
ぶっちゃけ、男の動きは遅い。
余裕で避けると擦れ違い様 右膝を男の股間にぶつける。
「☆※%■●○▽!?」
悲鳴にならない悲鳴を上げて、男は股間を押さえて蹲った。
「うわぁ~痛そう……」
ピクピクしている男2人に、私は右手を翳す。
「寝てて下さい。「スリープ!」」
変な悲鳴が聞こえなくなったので、成功だろう。
ちょうどその時、昨日の男が土の壁を壊して出てきた。
倒れた男達を見て驚いている。
「フフ、女だからって甘く見ないでよね!」
1度は言ってみたかったセリフを、ここぞとばかりに言ってみた!
「……フン、痛い目にあいたいらしいな。」
男はゆっくりと背中の大剣を抜いた。
「悪役のセリフですね!……ティオ、離れてて」
「ニャ~」
私は、倒れた男達の腰から剣を拝借した。
重かったので、1本捨てる。
男が大剣を左下に構える。
「泣いて赦しを請うても、止めねぇぞお嬢ちゃん。」
嬉しそうにニタリと嗤う。
あら、やだ 変態ですか?
「もう、隠居したらどうですか?お・じ・さん!」
「……行くぞ。」
おじさんは、左下に構えたまま私に向かってきた!




