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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
26/107

おじさん

(Ρ△◎)ヒダリ

(φ)ヨメマセン

(ω)ヨメマセン

(Ё)ヨメマセン

Ψ( ̄∇ ̄)Ψシリョクナイネ!

Ψ( ̄∇(〇=(´□`;)ヨメルジニシロ!

ギルドを出ると、道路の反対側に剣と盾の看板が目に入る。

お母さん曰く、

「武器と防具の両方を扱ってる、王都で1、2位を争う大店よ。名前は~確か……ア…アン…アンデット?」

「100%間違ってると思う!」

死んでます!

「別に名前なんてどうでも良いのよ?あのお店の会長とお父さん、仲悪いみたいだから お勧めしないわ~」

「じゃあ、行きません!」


て、言っていたからお店の名前も知らなくて良し!

なので、お父さんからお勧めのお店を聞いておいた。

ドワーフがやってる個人経営のお店らしい。

武器防具と言えば、やっぱりドワーフだよね!

私は広場の方へ歩いて行った。

お父さんが書いてくれた地図を見る。

丸と傍線しか、書かれてない。分かるかーい!?

良し!人に聞こう。

昨日のサンドイッチのお店で聞いてみる。

「「ドワーフの鍛冶屋」ってお店、知りませんか?」

「うん?ああ、昨日買ってくれたお嬢ちゃんじゃないか。「ドワーフの鍛冶屋」なら、この裏道の先だよ。それより 昨日のサンドイッチ、どうだった?」

「う~ん、野菜たっぷりで女性に嬉しいサンドイッチでした。美味しかったですけど、私なら……柑橘系の酸味がちょっと欲しいかな?って感じです。」

「……柑橘系か~。うん、ちょっと試してみるわ~。ありがとな!お嬢ちゃん。」

「いえいえ、此方こそありがとうございます。」


教えられた裏道へ入る。

大人が3人並んだら壁に肩があたるかなぁ位の道幅だった。

昼間なのに薄暗い。

看板を探しながら、真っ直ぐ歩いて行く。

「こう言う、暗くて狭い道だと暴漢に襲われるのが テンプレなんだよ~。」

「そうなのニャ?襲われるニャ?」

「うん、襲われるんだよ~。こんな風にね!」

いつの間にか、私の後ろに2人 前に1人が立ち塞がっていた。

「昨日の悪人!」

そう、私の前に立っているのは昨日話し掛けてきた男だった。

まぁ、充分 予想の範囲内です。

「……大人しく付いてくるなら、乱暴な事はしないぞ。」

「どうせ、娼館とか奴隷とかでしょ?昨日、私の色彩が珍しいって言ってたもの~。」

「ちっ!おい!やるぞ!」

後ろの2人に声を掛けると、私に向かって来ようとした。

咄嗟に、目の前の男の眼前に土の壁を形成する。名前はまだ無い!

「イメージ魔法って、ちょ~便利!!」

言いながら、後ろから掴み掛かろうとした男に 回し蹴りを放つ。運良く、男の顎に当たったようで 男は脳震盪を起こして倒れた。

「おおぅ!ラッキー!」

「…!このあまぁ調子に乗んなよ!」

右拳を振り上げ殴り掛かってきた。

ぶっちゃけ、男の動きは遅い。

余裕で避けると擦れ違い様 右膝を男の股間にぶつける。

「☆※%■●○▽!?」

悲鳴にならない悲鳴を上げて、男は股間を押さえて蹲った。

「うわぁ~痛そう……」

ピクピクしている男2人に、私は右手を翳す。

「寝てて下さい。「スリープ!」」

変な悲鳴が聞こえなくなったので、成功だろう。

ちょうどその時、昨日の男が土の壁を壊して出てきた。

倒れた男達を見て驚いている。

「フフ、女だからって甘く見ないでよね!」

1度は言ってみたかったセリフを、ここぞとばかりに言ってみた!

「……フン、痛い目にあいたいらしいな。」

男はゆっくりと背中の大剣を抜いた。

「悪役のセリフですね!……ティオ、離れてて」

「ニャ~」

私は、倒れた男達の腰から剣を拝借した。

重かったので、1本捨てる。

男が大剣を左下に構える。

「泣いて赦しを請うても、止めねぇぞお嬢ちゃん。」

嬉しそうにニタリと嗤う。

あら、やだ 変態ですか?

「もう、隠居したらどうですか?お・じ・さん!」

「……行くぞ。」

おじさんは、左下に構えたまま私に向かってきた!

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