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平和な世界に勇者召喚  作者: 和威
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お金ですか!?

いつもより、ちょっと長くなってしまいました。

許容範囲?(; ̄ー ̄A

どれだけ泣いていたのか、目が腫れぼったい…。

痛い…。

その時、ノックの音がして 慌てて、自分とティオに「リフレッシュ」を掛けた。

立ち上がり、深呼吸。

頬を両手で叩き、気合いを入れると私は……ドアを開けた。

「……準備はいいか?」

何か言いたげなアルが居た。

ルークさんは別の方を向いていて、セトお祖父様……伯爵家の出なのだそうで、そう呼ぶ事になりました。……は、何処か哀しげに微笑んでいた。

泣いてたのバレてるよね?

ドアの側だったし、聞こえちゃったかな?

やだ やだ 恥ずかしいぃ!

あっ もしかして、泣き止むまで待っててくれたのかな?

「ありがとうございます。大丈夫です!」

泣いた事に対しても、大丈夫だと暗に言ってみた。

解りやすいぐらいに、ホッとする3人。

良い人達だなぁ と ちょっと和む。

「じゃあ行こう。使う隠し通路は……チナツの部屋の中だ。」

「へ?」





部屋の奥とベッドの間にある、大人2人分程のスペースの前にアルが立つ。

「此処に?」

「あぁ、ちょっと待ってろ。」

そう言うと、アルはいきなりしゃがみ込み ベッドの下に手をつっ込んだ。

暫く、何かを探していたようで「これだ」と呟くとベッドから離れた。

壁を見ると いつの間にか人1人通れる位の穴が開いていた。

「おお~」

「んニャ~、凄いニャ」

「中は、梯子が掛かっているだけだから 気を付けて。セト、後は頼む。」

「お任せ下さい。……チナツ、無事に合流して 王都に戻ってきたら、落ち着いてからで良いので 私の家に皆で遊びに来て下さい。」

「はい!是非、伺わせて貰います。その、セトお祖父様!」

そう呼ぶと、セトお祖父様にぎゅっと抱きしめられた。

「楽しみに待ってますよ。あぁ、妻のことも是非カザリナお祖母様と呼んで上げて下さい。喜びます。」

「はい」

私とセトお祖父様は、1度微笑み会うと離れた。

「では、行くぞ。」

アルの言葉で私達3人は、梯子を降りていった。





梯子を降りきると、一本道が続く。

結構 歩くらしく 途中で、少し開けた場所があったので休憩する事になった。

元々、休憩の場所として用意されていて テーブルと椅子があり、その横に大きめの棚が置いてあった。

そもそも、隠し通路は逃げる時に使うものだ。

だから、何も持たずに逃げても 此処で最低限の所持品を確保出来るように、棚の中には いろんな物が入れられているらしい。

「そういえば、チナツはこの世界のお金は持ってないな。」

「まぁ、仕方無いですけど、此れから頑張って稼ぎまくりますよ?」

「…………持っていけ。」

アルは棚の中から出した布袋を、ドンッ!とテーブルに置いた。私の顔が、隠れる程の大きさだった。

嫌な予感がする。

「此れは……?」

「お金だな。」

「えっとぉ、い、いくら入ってるのかなぁ なんて……。」

「うん?全部、小金貨だが?」

因みに、この世界のお金はこうなってる。


小銅貨 1枚 10円

銅貨 1枚 100円

小銀貨 1枚 1000円

銀貨 1枚 10000円

小金貨 1枚 10万円

金貨 1枚 100万円

白金貨 1枚 1千万円 て感じ。


小銅貨 小銀貨 小金貨が50円玉、銅貨 銀貨 金貨 白金貨が500円玉の大きさと思って良いかな。

つまり、10万円が一杯。

「…………い、いりません。」

私は、小金貨の袋をアルの方に付き出した。……重いよ!

「人の好意は、受け取る物だろう?」

少し、ムッとしてアルが押し返す。

「いえいえ、此れは好意通り越していろいろと重いです!」

RPG何かだと支度金1000円位よ!

なんて、私とアルが袋を押し合ってると ルークさんが別の袋を持って来た。

「アル、普通の市民は小金貨以上のお金は 持ち歩かないし、店の者も銅貨で買うような物に小金貨出されても お釣りに困るだろう?」

「そういうものか?」

「そんなもんさ、で、チナツちゃんは冒険者に成るんだろ?だったら、小金貨2枚 此れで武器防具を揃えられる。後は、銀貨10枚 小銀貨 銅貨を50枚ずつで、日用品や洋服を買えば良い。」

何も入ってない袋に、数えたお金を入れてルークさんは私に持たせた。

35万5000円也。

それでも多いと思い、困ったようにルークさんを見る。

「諦めて。受け取らないとアルが納得しないから、ね?」

「…わかりました。あの、大事に使います。ありがとうございます!」

すぐに、ティオに収納してもらった。




ー後日ー

「やっぱり、小金貨2枚は少なかったのでは?」

「いや~、小金貨5枚だよ?チナツちゃんは2枚だと思っただろうけどさ。」

「……いつの間に」

「フフフ、内緒?」



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