魔法初級編
カエッテキタ┗(")△゜)┓Ξ
o(__*)Zzz ┃д〇)!ネテル
ヤリカエスドー
☆(Ⅹo(○=(>皿<)o
次の日も、いつものように殿下と食事をしていると
「なぁ、チナツ……その、殿下と呼ぶの止めてくれないか?」
いきなり殿下がそんな事を言った。
「えっ、あの、…アルステッド…王子?」
「いや、そうじゃなく……アル!だ。アルと呼べ。」
「え〜〜!?流石にそれは、不敬じゃ無いですか?私、一般市民ですし…。」
「今更、不敬も何も無いだろう。」
呆れたように殿下が言う。
それもそうなんだけど…でも、ん〜。
「私以外は名前で呼んでいるじゃないか?呼びたくない理由が他に有るのか?それとも、わたしだけ除け者にして嗤っているのか?」
「そんな事無いですよ‼」
「じゃあ、呼べ。」
眼を細めて、殿下がじ〜〜と見つめてくる。
いや、そんなに見つめないで下さい。
恥ずかしい。頬が熱くなる。
「……アル……」
「……聞こえないね?」
いや、絶対聞こえてたよね!
「アル!」
「ああ、良く言えました。」
また、頭を撫でられた。
何となく、悔しいので睨んでやろうと顔を上げると 満面の笑顔の殿下……じゃなくてアルの顔がすぐ近くに会った。
ウグッ!イケメン笑顔ドアップ!
慌てて、まだ私の頭を撫でるアルを 両手で押し離す。
「ア、アルは、案外 性格悪いです!」
「そうかな?初めて言われたね。いや、新鮮だ。」
食器を片付けるため、セトさんが近付いて来た。
「いやはや、若くて微笑ましいですな。今のは些か殿下が意地悪でしたが、立場を考えれば 此れぐらいは性格悪くないとやっていけませんからね?」
「理解有る侍従長で嬉しいよ。」
「……これ以上の意・地・悪は、私の目が黒い内は赦しませんが」
「フフッ、そんな怖いことを言うな。セトの身内にするのは、少々早まったように思ってしまうだろう?」
「ホッホッホッ」
「フフフ」
男2人で解り合って、笑ってる。
除け者にされてるの、私の方じゃない!?
その後、私はまた図書室に来ていた。
[魔法初級編]読めていなかったから。
いくら、魔法がイメージで出せるとはいえ 一般的に使われている魔法は知っておくべきだと思うし、殿…アルにも敵対勢力はいるし、普通に賊と呼ばれる人達もいるみたいだし、自分に向かって魔法が使われる可能性は0ではないからね。
[魔法 初級編]
最初に、皆が覚える魔法は「生活魔法」です。言葉から解るように、生活する上で使えたら便利〜と思われる魔法が「生活魔法」です。[明かりを灯す][火を点ける][水を出す][服を乾かす]等です。イメージするのは、魔法を使用した後の状態 次に何処に、どの様に魔力を使うかです。解りやすいのが、[火を点ける]でしょう。まず、目の前に蝋燭を置きます。手をかざし、火が点いた状態をイメージします。魔力を掌から蝋燭の先へ流す感じです。簡単ですね。
但し、全ての魔法に言えることですが、むやみやたらに魔力を込めすぎるのは止めましょう。事故の元です。
次に「補助魔法」です。良く使用されるのが「肉体強化」でしょう。強化したい場所に一定量の魔力を流し続けます。流す魔力を増やせば増やす程、強化されます。自分の魔力と要相談。
お待ちかねの「攻撃魔法」です。
「やっと、攻撃魔法だよ。待ちくたびれたよ!」
「待ったのニャ〜」
攻撃する意思を持ち、魔力を放てば立派な「攻撃魔法」です。
「「…………」」
恐る恐る、ページを捲る。
焦りましたか?大丈夫です。まだ、説明は続きます(笑)
「……なんか、馬鹿にされてる?」
「……ニャ〜ウ〜」
放つ魔力にイメージを合わせる事で、様々な魔法を放つ事が出来るでしょう。この時、大事なのが適性です。火の適性しか無い人は、火以外の魔法は放てません。他の属性もそうです。
覚えやすい魔法の例を挙げていきます。
[ファイアボール]火の玉 火事に気を付けて
[ウォーターボール]水の玉 風邪に気を付けて
[ストーンボール]石の玉 植木鉢に気を付けて
「「…………」」
「ボール」を「アロー」に替えれば、玉が矢になりスピードが上がります。
「ウィンドカッター」風の刃 あの木の葉っぱが全部落ち……
パタン!
「ダメだ。この作者……」
「……んニャ」




