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③星空よりも陽だまりの中で生きてたい僕はバケモノなのかな  作者: 志に異議アリ


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支配



政界の大物、玲央の父


――堂嶋議員は、玲央の裏稼業をなんとなく嗅ぎつけていた。


自宅の書斎、重厚な革張りの椅子に座る父。

玲央は呼び出された側だが、余裕綽々とゆっくり足を踏み入れる。


父「玲央…おまえ――」


玲央「なんですか?」


父「聞いたぞ。裏で違法なことやってると…もしバレたら、おまえも俺も終わるんだぞ!」


玲央「まあ、確かに危なかったですね。ですが、父さんより先に警察内部の情報提供で、捕まることはありませんでした」


父「情報提供?おまえは…誰に恩を売ったんだ?」


玲央「恩、ですか。まあ、表向きは警察に助けていただいたという形ですね。父上にも感謝していただけるかと」


父は眉をひそめ、少し声を荒げる。

父「恩を売る?おまえ、あまりにも危険だ…社会の秩序を乱して!」


玲央は淡々と父の前に歩み寄る。

怜央「父上…あなたも完璧ではありませんよね?僕が持ってる情報では、かなりえげつないスキャンダルのネタ…抑えてるんですよ?少し手を加えれば、世間は大騒ぎになります」


父は息を飲む。

父「何を――」


怜央「黙っていただければ、私の裏稼業を目くじら立てて詮索する必要もありません。父上の威信を保つには、少しの協力が必要です」


父の顔が硬直する。


警察情報で恩を売る玲央


逆に親父の弱みを握る冷徹さ


父は表面上は強面でも、心理的に完全に制御される



父は仕方なく頷く。


父「…わかった。黙っておこう…」


怜央は軽く頷き、微笑む。


心の中では、父の忠誠心も恐怖心も掌の上で踊っているのを確信していた。


怜央の世界は、家族すらも利用する――

これが、怜央の冷徹かつ狡猾な支配の証だった。




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