前へ目次 81/81 こむらさきの独白② 81 ダメもとで仕込んだ紫色の光の粒は、本体が無事ならば、たぶん無事だろう・・というかなり大雑把な予測のもと、こむらさきが独断で(つまりくろたえには知らせずに)ボクに飲み込ませものだ。(もちろんボクは知るはずもない)。 だから。 もう一度。 さらに、もう一度。 そして、さらに、もう一度。 本来のルーチン業務の空き時間に、こそこそと。何度も何度も。 ボ(・)ク(・)に仕込んだ追跡装置を再起動して、送信完了後の送信先の様子は確認しようと試みているのだ。