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水色のボールの中で・・
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陽射しが・・・見えたような気がしたのだ。ここは(たぶん)巨大な地下空間だから“窓から差し込む暖かな陽射し”なんて、見えるはずがないのだ。なのに、確かに見えた・・・ような。見えるはずのないものが見えたような気がして、それ目指して歩いて行ったら(いや、小走りだったかも)出くわしたのだ、お昼寝中のはなださんに。
そこは、何と言うか、サロン?みたいな場所なのか。水色のタイルが敷き詰められた、まあるい空間。そこだけ、ぽっかりとまるくなっているのだ。天井はドーム状になっていて、壁も、ぐるっと曲線を描いている。水色のタイルで出来た大きなボールみたい。そこに、青色車輪車椅子をリクライニングさせてお昼寝してる、はなださん。
あ、起こしちゃった・・。




