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第一次くらっとふらっと現象
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1セット、2セット、あさぎさんがお手本を見せてくれて、ぼくらはすぐに出来るようになった。(むしろ、もっとレベルの高いことでも出来ると思う)
「ノルマとは無縁だから、自分のペースで進めてね。それに“振り分け間違い”したらもぐら叩きの刑とかもないから、安心して。」
「もぐら叩き?・・この絡みって、アップルストアのパロディですか?」
「ん?アップルストア・・って何のこと?」
「あ・・っとしまった・・。そうじゃなくて。もぐら叩きは、昭和時代のアーケードゲームでしょ・・」
「あら、その年齢でよく知ってるじゃない。」
「えぇ、まあ。リバイバル版が流行ってるんで・・」
なんて、不毛なやりとりしながらも、お仕事環境に不満はない。まったく。
どっちを見ても、右も左も、ずうーっと向こうまで、銀色メガネの可愛いさんたちが、静かに、微笑みながら、かっこいい車椅子に座り、ひざにはブランケット(色は様々だ)掛けて、パタパタしてる。最高だよね。まじで。
その日、家に帰ってベッドに入ったら、くらっと、ふらっと、なった。
ベッドに横になってるのに、くらっとふらっとなるなんて、なんだかへんだけど、でも。
くらっと、ふらっと、くらっと、なった。んん?なんかヘンか感じ・・と思ったけど、眠かったから、そのまま寝ちゃったんだ。




