アスレチックでアドベンチャー
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3週間目のぼくらは、空調管理のお仕事をしている。
具体的には、①バルブを開ける ②ハッチを開ける ③天井の配管の温度を確かめる
以上。(最初のぼくらのイメージ、工場のヒトみたい、ってのは、ある意味正しかったのだ)
バルブは全部で26あって、その日に開けるバルブとハッチの記号がチェックリストに載ってる。
リストを見ながら(なんと!くれないさん手書きの!)A開ける B開ける C開けない・・を26まで、やる。そのあと、同じようにハッチのも。a開けない b開ける c開けない・・を26。単純作業だけど、これが、かなり、体力勝負。くれないさんがツナギ着てるのは、しごく当然のことに思える。スカートじゃ、ちょっと都合悪い。何故かって、バルブやハッチは普通の部屋の中には、ないから。梯子上ったり、土管をハイハイしながら進んだり、大きな水たまりを飛び越えたり・・。ここってホントに地下空間?って思うほど、バリエーションに富んだ場所があって、バルブやハッチは、それこそ、“秘密基地”的な場所に散らばっているのだ。つまり、たどり着くまでがプチアドベンチャー。完全インドア派のぼくらだけど、屋内でありながらアスレチックできるなんて、お得感満載だ。でも、当然、インドア派のぼくらは体力的にかなり貧弱だから、家に帰るとベッドへ直行だった。




