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あおやぎさん

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まず、ぼくらに与えられた仕事は、ブッカー。書籍一冊一冊に、透明フィルムを貼っていく作業。つまりは書籍保護・劣化防止ってこと。せいらんさんに連れられて、ブッカー部屋に入る。そこで僕らはブッカー職人こと、あおやぎさんに出会った。


あおやぎさんは、壁際のカウンター式机に向かって、淡々とと作業をしていた。もちろん、ブッカー作業だ。せいらんさんとぼくらが部屋に入って行っても、振り返ることなく作業を続けている。

「あおやぎー、新人くん連れて来た」と、せいらんさん。

「はーい、そこに置いといて下さい。」と、あおやぎさん。

「わかったー、じゃぁ置いておく。」

せいらんさんはそう言うと、ブッカー部屋を出て行こうと・・

「ちょ、ちょっと待ってください!せいらんさん!あの・・」

「大丈夫。あおやぎは、私よりずっと親切で優しいから。今の作業がひと段落したら、手取り足取り教えてくれること間違いなし。」

「は、はい・・」

「しかも時間厳守主義だから、残業の心配は皆無。」

「残業は、あってもいいけど・・」

「ないのよ、うちは残業は。原則として。」

「は、はい・・」

「しかも、背が高い!」

「は、はい。見ればわかるけど・・」

「だから、安心して待ってなさい。じゃぁね。」

せいらんさんは、今度こそ、ブッカー部屋を出て行った。


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