表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

エピソード2 帰還

「それにしても僕がスタンピードを止められたなんてなぁ。」

『当然である。誰が鍛えてやったと思っているのじゃ。まあまだまだだじゃがな。』

「師匠は厳しい。」

『当然であろう。』


そんな話をしながらダンジョンの入り口へと向かう。





あの日、僕はこのミカエルの剣という神器と契約した。そして神器に宿るミカエル師匠に鍛えてもらいこのダンジョンの『最下層の先』まで攻略した。


「あー、久しぶりの地上だぁ。」

『そうかマスターにとっては一月ぶりじゃな。』

「うんうん。一か月ぶり・・・・・・・・・って僕、一か月お風呂入ってない!」

『・・・・・・・うん?』


そこで僕は気づいた。自分が一か月モンスターと戦い続けた激臭男になっているということに!


「やだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!こんな臭さで外歩けないぃぃぃぃぃ!!!!!!」

『あ、えーっとぉ、』

「そうだ!途中の階層にあった湖に行こう!!!!そうすれば・・・・」

『危ない!!!!』


僕が急いで方向転換して湖の階層に行こうとした時、もの凄いスピードで何かが激突してきた!!!まずい!完全に油断してた!僕はすぐさま戦闘態勢に入ろうとしたがすぐにその必要がないことに気づいた。


「お兄ちゃん!!!!!!!!」

「怜!!!!」


一か月ぶりに聞く見知った二人の声に僕の涙腺が刺激される。


「ただいま」

「「おかえり!」」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ