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手がかり、足がかり 7



私たちの訪問に驚きつつも、ギルド長は応接室らしい所に案内してくれた。


当然、こんな時間にどうしたのか聞かれる。


私は、エドウィン様の許可を得て、目的を話した。

破魅(はみ)の宝玉が欲しいこと、そこに行くまでには、恐らくドラゴンと戦う事になること。


「私は、精神攻撃に耐性があります。

魔法も、かなり使えます。


私を守る必要はありません。

ただ、連れて行って欲しいのです」


破魅(はみ)『の宝玉』は、お伽噺の中の宝物(アイテム)ではないのか?」


当然の疑問。私も真摯に答える。



「正直、わかりません。

ですが、私には、絶対に必要なものなのです」



私の真剣な()を見て、隣のエドウィンの諦めたような表情(かお)を見て。



グスタフさんは、頬を掻いた。



「うーん、そうは言ってもなぁ……


…わかりました、まず2、3回、浅いところまで一緒に潜ってみましょう。


それで判断するのは如何ですか?


冒険者ギルドでは、12階層まで把握しております。


皇宮の方では?」


「同じく12階層だ」


「では明後日出発して西のダンジョン近くの街に5日後到着、その翌々日から何度か5階層辺りまで潜ってみましょう。


必要な物をリストにしておきますので、準備しておいてください。


共同で使うものや宿は、こちらで準備しますので。


——言っておきますが、一緒に行くからには、冒険者として扱いますぜ」


…イケオジにウインクされた‼︎

ちょっと赤面した私に、あからさまにムッとするエドウィン様。

噴き出しそうなグスタフさん、イタズラはやめてください‼︎

この雰囲気、どうしてくれるの‼︎

私は慌てて口を開いた。


「あ……ありがとうございます‼︎

エドウィン様も‼︎」


「呼び方が気に入らないけど、人前だし許そうか。


私も行きたいところだが、精神干渉に対して自信が無いのでね。


———頼む、グスタフ」


「出来る限りのことはしましょう」


冒険者らしい返し。

『絶対』ではないことは、言わない。


私は、気を引き締めた。

認めてくれたエドウィン様のためにも、絶対無事に帰るわ———



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