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ガチャガチャしてみた?

し…

いがら…

五十嵐…


はっ!

ここは?

真っ白い空間。

上も下も感じられない空間。

なにかに声をかけられて目覚めたはずだが誰もいない。

俺は…なんでここに?


「五十嵐龍介。」

「だ、誰だ!?」

「君たち風に言えば…神です。とある世界の創造神…といったところでしょうか。」

「そ、創造神…!?」

あたりを見るがやはり誰もいない。

「不屈のあなたには転生してもらいます。どう過ごすのもよし、剣と魔法の世界です。」

「剣と魔法の、世界…!」

それは憧れていた。

たがそれは所詮ゲームやアニメなど二次元のものだと諦めていた。

行けるのだろうか?

本当に?

「行けます。地球からの転生者は皆転生特典を受け取ります。なので引いてください。」

すると目の前にガチャガチャが。

「ガチャガチャ?」

「そちらの人間の間では流行っているのでしょう?ですので!『ガチャガチャ』を引いてもらおうと!名付けて、『スキルガチャ』!」

お茶目か?


と、とりあえず恐る恐るゲームセンターにあるようなガチャガチャの赤い取手を回してみた。

ガラガラと音を立てて出てきたのは金の玉。

つまみ上げると…

「パンパカパーン!SSR来ましたぁ!おめでとーごさいまーす!…こう言うんだよね?」

最後ェ…

で、何かと思ったら金の玉が光り、フワッと浮いて胸に飛び込んできた。

「は?何!?」

「転生特典は、『不老不死』!これは最高レベルで皆がほしがるスキルだね!おめでとう!」

「マジで?」

「マ、だよ!あ、それとー君のことを気に入っちゃったからこれも回してみてね!これは、『オトモガチャ』!」

今度現れたガチャガチャは取手が青だった。

クルリと回してみるとまた金の玉が。

「パンパカパンパーン!凄い!またSSR!」

また吸い込まれていく…

「わ、スゴイ…フェンリルじゃん!カスタムしてみる?あと名前もつけてあげてね!」

カスタム…?

「ほら、『ステータス』って言ってみて!」


「ステータス。」

するとよくあるゲームのコマンドのような青い表示が目の前に。

コマンドは『ステータス』『持ち物』『スキル』『オトモ』『マップ』『図鑑』『表示設定』等。

「そこのオトモ(従者)をクリック!」

クリック?

タップしてみるといった。

すると重なるように青い表示が。

前の表示は黒っぽくなって重なっているところは見えない。

その欄にあったのは『フェンリル(未設定)』

「おお!!」

「未設定の表示がついているのだけカスタム出来るよ!ギルドとかでパーティーを組んだとかのはステータスが表示されるよ。因みにバレたくなかったら『非表示』にできるからガンバ!で、で!どんなふうにカスタムするのかな!?ここならゆっくり出来るからじっくり考えてみてね!」

「お、おう。静かにしてくれるか?」

「りょ!」


タップして『カスタムする』を選びカスタム画面が開く。

おお、体格とか色も…スゲェ。

まあ人を運ぶのも荷物を運ぶのも出来るようにしたい…けど大きさの基準…あ、比べることができたんだ。

まあ大きめの方にして、んー体色は…やっぱりフェンリルなら銀色だよね。

模様?

…いらないよね。

目の色…ふふ…赤!

耳の色まで?…金にしよっと。

爪の長さかぁ…

長すぎると邪魔になると。

まあ前足は少し長めにして細く頑丈に。

後ろ足は普通で少し分厚く。

牙は長すぎても駄目だけど普通の犬より長めにして太く、鋭く。

で、尻尾の長さは長めに!

毛並みはフサフサでさわり心地最高に!

今度はステータスか。

お、ステータスポイント?

これで振り分けてか。

おお、結構強い…いや強すぎ。

基本ステータスがこれ。


ーーーーーーーーーーーーーー

HP 15000

MP 6000

攻撃力 6000

防御力 4000

俊敏 5000

魔力 5000

対魔力 5000

体力 7000

ーーーーーーーーーーーーーー


ヒェッ

俺のステータス後で見ておこう…

で、10000ポイント。

よーし。

HPに3000、攻撃力に4000、俊敏に3000だな!


ーーーーーーーーーーーーーー

HP 18000

MP 6000

攻撃力 10000

防御力 4000

俊敏 8000

魔力 5000

対魔力 5000

体力 7000

ーーーーーーーーーーーーーー


うん。

チートやこれ。

一応これでレベル1なんだよね?

わお。

性別は雄。

名前は…そうだな。

ベタだけど『レオ』だ。

ーーこれでよろしいですか?ーー

おう。

ーー変更は効きませんがよろしいですか?ーー

ああ!

ーーカスタム終了レオのステータスを表示しますーー


ーーーーーーーーーーーーーー

レベル.1

名前 レオ ♂

HP 18000

MP 6000

攻撃力 10000

防御力 4000

俊敏 8000

魔力 5000

対魔力 5000

体力 7000

スキルポイント5000

スキル 無し

称号 無し

ーーーーーーーーーーーーーー


おお、できた。

スキルポイント振り分けできるか?

あ、できるっぽい。

あ、『フェンリル』から『レオ』に表示が変わってる。

そこに『スキルポイント振り分け』があったのでタップして開く。

ズラーと並ぶスキル。

さて、レオにはどんなのがにあうかな?

ん?

スキルにレベルが…熟練度ってやつなんだ。

お、『王者の威圧』カッケー!

500ポイントか!

よしそれ!

『隠密』いいね!

200ポイント。

『影魔法』!カッコイイな、爪に影の爪。

攻撃力アップアップじゃ!

1000ポイント。

お、『従者の援護』?

どういうこと?

けどいいかも。

3000ポイント。

高いけどよし。

これで決定だ。


ーーーーーーーーーーーーーー

レベル.1

名前 レオ ♂

HP 18000

MP 6000

攻撃力 10000

防御力 4000

俊敏 8000

魔力 5000

対魔力 5000

体力 7000

スキルポイント300

スキル 王者の威圧レベル1 隠密レベル1 影魔法レベル1 従者の援護レベル-

称号 無し

ーーーーーーーーーーーーーー


カッケー!

よーしこっからがんばって行こうではないか!


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