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荒野の中心で危機を叫ぶ

「し、師匠〜!た、助けてくださ〜い!!」

荒野を全力で駆ける少年は目当ての人物を見つけ、顔を涙や鼻水でぐちゃぐちゃにする。その少年の後ろからは鬼の形相をした黒づくめの男たちが刀や銃を手に怒号をあげる。

師匠と呼ばれた女は声のした方をちらっと見た後、ため息をつく。黒髪長髪に黒いライダースーツ、咥えたタバコまで黒い。その瞳は蒼くするどい。土煙をあげながら走ってくる弟子は、あまりに情けない。そんな彼に向かってフッと笑って親指を立てて自身の後ろを指す。

「私もピンチだ」

先ほどまでの凛とした表情のまま、激しく恐怖に震えてる師匠の姿がそこにはあった。

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