戦闘準備完了
ヨツンからミミルを預かり機能の説明を受けているとフィオが戻ってきた。
「待たせたな。準備は終わったがそちらはどうだヨツン?」
「フィオちゃんちょうどよかったよー。クワシールの説明は終わってミミルを連れて行ってもらうお願いをしたんだー。」
「図書館の情報更新の話か。交易商人に頼もうとしたら気味悪がられて断られていたな。」
「それで生首型はやめて妖精型を作ったんだー。その後連れて行ってくれるって人もいたけどミミルの魔力消費が多すぎて倒れちゃったんだよねー。魔力量が多い人に頼もうとしたけど、魔力量の多い人は魔法耐性も高いからうまくドレインできなかったし。魔力量が多くて耐性がないマキちゃんは適任だねー。」
「なるほど、同志マキは肉体まで共産主義でできているようだな。」
ちょっと何言ってるかわからないですね。
「フィオはヨツンさんと仲がいいんだね。」
「エルフのこどもはみな図書館に通うからな。ヨツンはすべてのエルフにとって先生のような存在だ。話し方のせいか友達感覚だがな。」
「みんな仲良しだけど、フィオちゃんは特によく図書館に来るからねー。」
「案内が済んだのならアカネとの模擬戦に向かうとするか。」
「待ってました。よろしくお願いするでござるよー。」
「模擬戦するなら私も一緒に見に行くよー。エルフ同士は戦闘訓練はするけど試合形式では滅多に戦闘しないからねー。記録取らせてよ。」
「図書館を空けて大丈夫なんですか?」
「ミミル(生首)に留守番してもらうから大丈夫ー。」
「まかせてー。」
知らない人が見たら大丈夫じゃないと思うけど、エルフはみんな知っているんだろうかこれ。
フィオに連れられて演習場へと移動する。妖精ミミルは自律しているので私が特に何かする必要はないようだが、せっかくだしいろいろ試してみよう。




