表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヴァンパイアとパンダ  作者: 怪獣大熊猫
エルフの国ミッドガルド
18/194

アカネ正式加入

 日が傾いてきたので今晩泊まる民家へと戻った。アカネが(不法侵入だが)掃除してくれていたので片づける必要はなかった。

「ところで二人の目的はなんでござる?」

「観光旅行だよ。アカネはここで何してたの?」

「武者修行の旅で立ち寄ったでござる。誰も近寄らない危険な森があると噂を聞いてきたのでござるが、そんな気配はなかったでござるな。」

「ミカの森のことかな?」

「しばらく森から出ない間にそんな噂に変わってたのか。」

「私たちは明日荷馬車に乗せてもらって王都に行く予定だけどついてくるの?」

「もちろんでござるよ。ミカ殿の強さを見て盗むでござる。」

「私は構わないけどミカも本当にいいの?」

「断ってもついてきそうだし一緒に行った方がいいよ。」

「それでは改めてよろしくでござる。」

「うん、よろしくー。」


 夕飯時になったので食堂で食事を取ることにした。ミカと二人なら別に食べなくても平気だがアカネは食事が必要だ。食堂はエルフの若い女性が一人で取り仕切っているようだ。メニューはパンとシチューと野菜サラダ、そしてステーキだった。労働者用の食堂ということだったのでかなり量が多い。

「「「いただきます。」」」

 和の国でも挨拶は日本風なようだ。3人で合掌してから食事を始めた。


吸血鬼ヴァンパイアって他に仲間はいるの?この世界でも存在自体がファンタジー扱いみたいだけど。」

「今は私一人だけだよ。」

「今は?」

「ちょっといいでござるか?」

 アカネが話に割って入る。

「この世界と言ったのはどういう意味でござる?」

「私は女神に送り込まれた転生者なんだ。パンダを知っていたしアカネも転生者なのかと思ってたんだけど違うの?」

「転生はよくわからないでござるが、和の国では前世の記憶を持って産まれるものが多いのでござるよ。多くのものは記憶というより知識として持っているだけでござるが。それでパンダを知っていたでござる。」

 転生者ではなくてもパンダを知っている人がいるのか。


「「「ごちそうさまでした。」」」

 食器を片づけ、食堂のお姉さんに挨拶してから民家へと戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ