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ヴァンパイアとパンダ  作者: 怪獣大熊猫
吸血鬼のミカ
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吸血鬼(ヴァンパイア)の弱点

「神ができることは転生者を送り込むだけで、あとは転生者の意思次第だから別に魔王倒しに行かなくてもいいよ。神の当初の計画は破綻してるしね。」

「よし、死なないだけのパンダじゃ魔王倒すの無理だし諦めよう。しかしそうなるとやることがなくなってしまうな。異世界旅行でもしようかな。」

「パンダなんて珍獣として捕まっちゃうと思うよ。」

「それは向こうの世界でも同じだな。」

 

 どうしたものかと思案しているとミカが何か思いついたように口を開く。

「私もついて行ってあげるよ!世界旅行!」

「え?見ず知らずの相手なのに悪いよ。」

「いやいや私と10分以上会話したらもう友達だよ。」

「なんだそのルール。まあ一人じゃどうしようもなさそうだし一緒に来てくれるのはありがたいけど。」


 何か企んでいるわけではなさそうだし断る理由もないが、一つ懸念があったので聞いてみる。

「一緒に来てくれるって言っても吸血鬼ヴァンパイアの弱点って大丈夫なの?太陽とか十字架とか。」

「それ向こうの世界だと結構一般的なんだっけ?あれ全部嘘だよ。」

「え?」

「太陽光で灰になったり十字架を怖がる奴なんていないよ。」

「いわれてみれば確かにそうである。」

「ちなみに血も吸わないよ気持ち悪いし。」

「吸血鬼とはいったい・・・。」

「おおまかに言って向こうの神が流した風説だね気持ち悪い化け物って名目で。あいつ許さんからなぁ!」

 女神とどういう関係なんだろうか?めんどくさそうだから細かく聞かなくていいか。


「私を頼ってくれていいんだぜ!友達だしな!」

「えっとじゃあ改めてよろしく、ミカ。」

「旅とか3000年ぶりだわージョークだけど。」

「さっきから気になってたけどミカって友達居ないの?」

「え?あ、うん。昔は居たんだけどね。寿命の壁が厚いっていうかその、まぁそんな感じだ。」

 少し寂しそうに言葉を濁すミカを見てそれ以上は追及しなかった。吸血鬼ヴァンパイアの本当の弱点とは一人ぼっちの寂しがりやなことだったようだ。(キリッ)


 こうして二人で旅をすることになった。

パンダが強くなる予定はないです。

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