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第一話 日常のはなし

第一話 日常のはなし



まだ始業式前の教室に、1人で入る。

始業式までまだ30分もあるのに教室の中の机には、半分以上のクラスメイトが自由にカバンを置き、ここは自分の席だ,と密かに主張している。


私はその中の何も置かれていなく、誰も周りにいない席へ向かう。

その席は、教室の一番後ろの一番窓側ににある、他のクラスメイトは大体、前の方の机にカバンを置いている、

後ろの方の机にも、カバンを置いている人もいるが全員前の方に行って、みんなで喋っている。

必然的に後ろ側には、私以外いないし

私みたいな少し人見知りには、誰も話しかけてこない


ガラガラー ガーン 


「おはよう! クーちゃん」


1人を除いて。

今勢いよく教室のドアを開閉しいたのは、昔からの友達で、名前を゛水井(みずい) 麻衣(まい)゛という。

なにかと私に喋りかけてきてくれる…


「今日もチビでぼっちなのかい、悲しいねー わらわら」


こころ優しい?

友達だ。この高校にも私が入学するということで入学を決めたらしい。

この高校はそれなりの偏差値なので中学で遊び惚けてた麻衣が入学できるはずないんだが、どうしたのか聞いてみると、「がんばった」としか言わないんので、もうそのことについては聞いていない。

ちなみにクーちゃんというのは私の呼び名でフルネームは゛藤原(ふじはら) 久乃(くの)゛という

あとチビというのは、私の身長の事だ、

高校生にもなってまだ145cm毎日牛乳飲んでるのに( ;∀;)


あとさっき、チビって言ったのがウザかったので無言でアイアンクローをくらわす


「いたい いたい もうやめてー   いやまじで!」


麻衣の頭からキシキシという聞こえてはいけない音が聞こえたのでやめてあげる。


「おはよう  で何かよう?」


挨拶を返したら麻衣が゛うんうん゛と仁王立ちしながら、何か満足げに頷いている

もう一回、くらわせてやろうかという気持ちがこころの奥底から湧き上がってくるが、気持ちを抑えて、

私の前の机にカバンを置いて、椅子に反対向きに座っているストレス(麻)発生マ(衣)シーンに当然の質問をする。

何故かって、それは麻衣とは別のクラスだからだよ!!!

なんで別のクラスなのに、普通にこっちに来ているのか。

多分、何か要件があるんだろうけど、無かったら少し怒っちゃうかな(^-^)


「えーとね、今日早く終わるでしょ。 だから家にきてね、ちなみに拒否権はない」

「? なんでいかなきゃ、って待て!!!」


なんで行かなきゃいけないか聞く前に麻衣は高校の中なのに走って去っていった。

このいちいちうるさい会話に周りのクラスメイトもこっちを向いて゛頑張れ!゛って視線を向けてくる。

これだからいやなんだよ

毎回毎回、麻衣と会話していると、大声を出したりアイアンクローをくらわせてしまうので、周りに

目立ってしまうのだ。

少しぶりに麻衣と会話したので、お腹が減ってしまった、私は誰にも見られないように゛お腹が膨れる゛サプリを食べる。

別にダイエットとかではなく。これを定期的に食べないとお腹が減って、授業中にお腹がなってしまう、という恥ずかしい自体がおきてしまうのだ。

前に限界まで食べようとしたらお金がなくなりかけたのでそれ以来、サプリで済ましている、かと言ってサプリも高いので朝昼晩のごはんは質素なものだ。



そんなことを考えていると、もう30分たったのか、教室のドアが開き、担任の教師が入ってくる。


「おはようございます。 始業式を始めますので、荷物などは全部教室に置いてグラウンドに移動してください」

教師は綺麗な女の人で麻衣とは正反対のおっとりした人だ。


とりあえず教師の言葉通りに荷物を教室に全ておいて、グラウンドに向かう。

グラウンドには今年入った、一年生が二組に分かれてきちっと座っている、一名だけこちらに手を振っている人がいるが、多分私のクラスメイトの誰かの友達だろう、クラスのみんな私を哀れみの目で見ているが、多分気のせいだろう。

そんな場所をわきまえずに小学生のような行動をする人はきっと私の友達ではないはずだ。

いままで遠くてはっきり見えなかった顔がはっきり見えてくる。

はい、麻衣でしたね。

先生方に注意をされてやっとジャンプしながら手を振る姿が、椅子に座っている他クラスの人に隠れて見えなくなる。

安堵の息を漏らして、私も自分の椅子に座わる。

私のクラスが全員座るのを確認したら、先生がたの挨拶やら、少しの言葉30分ほど聞いて、始業式はおわりを迎えた。


そこから教室に行き、二時間で小テストをして帰宅となった。



処女作です

暖かく見守ってください

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