転生したらチートスキルがたくさん手に入りました
ピコピコ このゲーム案外楽しいじゃん。ニートになった私白木桜(17)は新作ゲームを楽しんでいる。
よし時間だ。私は部屋着から着替えると1か月ぶりに外にでる。まぶしー!外ってこんなに明るいんだ。さてと早くしないと100名様限定の「瑠璃君グッズ」がもらえない!
速足で歩きはじめるが3秒でその足をとめる。可愛いわんちゃんがクリクリの目で見つめてくる。「拾って下さい」と書かれた段ボールに入れられていた。あきまへん!そんな目で見つめられたら拾うしかなくなるやないの!どないしましょ。くねくねしていたら小さい子がガン見してきた。その子の親と思われる人が「こら!見ちゃいけません。」なんて言っている。そんなセリフに心を傷つけた私はどうにでもなれと思ってわんちゃんのほうに手を伸ばす。そこにトラックが突っ込んできて…
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パッチリ目を覚ますと美人な人が私を見下ろして涙をながしている。嬉し泣きのようだった。なぜ泣いている?あれ、男の人も来たぞ。うんなかなかのイケメン。私は「誰ですか?」と聞こうとしたのに「あうー」という言葉しかでない。え!手がもみじのように小さくて可愛らしくなっている。まさかこれは異世界に転生しちゃったのか。え、うそだろ!赤ちゃんからもう一度人生やり直しかよ。え、待って、瑠璃君グッズは?私が集めたコレクションは?酷い!私は自分の運命に嘆く。
おい、トラックの運転手の野郎!お前、絶対許さないからな!
・・・この先どうしよう。なんで自分この状況にこんな落ち着いていられるんだろう。まあ、人生経験ってやつかな・・・。いろいろあったし。誰も経験したことがないような過酷なことを私は経験した。
私は現世で一度だけ、魔法を見たことがある。もしかしたら、この世界に・・・。
よし、ちょっとだけ未来が明るくなってきた。私はこの瞬間一つの目標が出来た。
その目標を達成するためにまずは・・・
今度のじんせいはニートにならないように後悔しないような生き方にしよう!ニートにならないようになんて目標をたてる自分が虚しく感じたのはなぜだろうか
みなさんこんにちは。狛犬です!
今は少ししか書けていませんがこれからはどんどん面白くなってきます。ぜひ読んで見てください!