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4.桃生を考える
(桃の生き方、以降、桃生とする)は、桃生とは?と桃は思考し、その後なにも思えないことに、目をみひらく。桃とは、展望を持たないことや、と桃は諦めがちにぽんやりとうつむく。遠くの方にススキの穂が揺れてる。そういえば、桃は、あそこで揺れていたのだ。近くに川が流れていて、桃は、木の上からぽんやり、とぽんやり、と見つめていた。あそこによくいた鳥らは、今どこにいったのだろうか、渡っていったのだろうか、何処かへ。五月蠅いほどにきらめく若い鳥らの鳴き声に、まだ熟れる前の桃は眠い目をこすりながら、ぽんやり、とみつめていた。あそこによくいた鳥らは、どうしたのだったか
再構築される世界のなかで、桃だけが、置いていかれる




