第1話、やり直し
男性天使のアトミエルにやり直しの使命を与えられ、やり直し中の不知火信、15歳の誕生日パーティーに父親の宮下信が使命を与え、異世界に旅立った。
聖剣エクスカリバー、聖盾イージスの盾、宝石の10個、またプリーストマジックのレベル10、神聖魔法のレベル10を持つ信。
初日、いく宛もなく、公園のベンチに座り、財布は空っぽ、腹が減った、喉が渇いた、異世界に出した父親の誕生日プレゼントを怨み、腹が減ったとベンチの横の自販機の下を探す、見つけた500円、自販機に買った初めて飲む炭酸飲料のジュースに祝い。
「何君?」
話し掛けた側を見る、十代前半から十代後半、もしくは二十代前半、よくわからないが、祈りを口にした。
「アーメン」
「君馬鹿?」
「父親に旅にでろと言われ、財布は空っぽで」
「旅にでろって、自販機の下を漁って拾ったお金でジュースを買うしかない君が旅って」
「父親は普段は優しいですが、修行中は鬼でして」
「修行中?」
「はい。魔法の修行中です」
「で使えるの?」
魔法を唱える、発動した治癒を与える。
「使えるんだ。しかも僧侶とか、白魔法とか、プリーストとか、アコライトとか、所謂のヒーラー系?」
「ええ、主に治療等です。絶対幸運にカジノ荒らしは禁止されてまして」
「良識的な父親だね」
「ええ、魔法管理委員会の重役でして、母親も旅にでなさいと、財布は空っぽされまして」
「なかなかの家庭ね」
「で、仕方なくベンチに座り、ジュースに祝いです」
「事情はわかった。魔法を使う大前提に泊めてあげる、治してもらいたい人がいるの」
このついていく、車椅子の少女、この信は祈りを唱える。
「キリスト教?」
「ええ、キリスト教カトリックです。忙しくてミサはいきませんが」
「へー、なんで忙しいの?」
魔法を唱える、体を治す。
「忙しいのです」
「なるほど、僧侶とか、白魔法とか、プリーストとか、アコライトとか、所謂のヒーラーね」
「ええ、治すのが主な仕事でして」
「なるほど、好い人ね」
「もう立てます」
「体は治ったけど、精神がうつ病なの」
魔法を唱える、治す。
「凄い、精神も治してる、一流?」
「プリーストマジック、神聖魔法はマスターしてます。父親に修行をさせられ、紆余曲折と波乱万丈とおっかない一騎当千と、ええ」
しみじみと語る。
「良い父だね」
「ええ、他にご家族は?」
「事故で他界したの」
「なるほど、難しい話ですね、我等の父は聖書にある復活を許すと」
「うーん。位牌はあるけど」
位牌から復活させる、父親、母親と再会、この不知火信は事情を話す。
「なるほど、両親に旅にでなさいと、プリーストマジック、神聖魔法はマスター、聖剣エクスカリバー、聖盾イージスの盾、宝石の10個、財布は空っぽ、ちょっと無理があるかな、旅はお金がいるし」
「間違ってない、間違ってない、ただ一文無しは無理があるわ」
泊まる事ができた、この朝方に食卓。
「うーん。どうしようか?」
「そうですね、再会のサプライズがいいのでは?」
「再会のサプライズ、間違ってないけど、うーん、サプライズか」
固定電話に連絡、この相手はなんで生きてると大騒ぎ。
武具をまとった少年、普通にコスプレイヤーではなく、がちがちの本物。
「うーん、サプライズか」
信は修行中に戦場も多く、父親は修行中は鬼、防御力強化をマックスに、聖剣と聖盾とパワードスーツ一式に白兵、信は父親が鬼と苦しんだ過去があり、レベルは99のカンスト。
「再会でいいじゃないですか、社会から隠れたご隠居って柄じゃないでしょう?」
因みに22世紀の実家で、宮下信の人脈に挨拶まわり、一から礼儀作法を叩き込まれ、組の挨拶、マフィアの挨拶等をマスター、また茶室の挨拶もマスター。
「間違ってない、柄じゃないしな」
職場に電話、この関係者が車で集まる、信はややこしいから2階に待機。
生きてるから、二人を医師の元に、生きてると確認、健康ですとサイン、役所に相談、役人もなんで生きてると大騒ぎ、このややこしいから2階に待機中の信。
会社に復帰、この挨拶まわり、夫婦で共働き子育てだった。
「再会のサプライズ、素晴らしいですね」
お茶とケーキを交互。
「まあ、再会のサプライズ、間違ってないけど、凄いね魔法って」
「父親は修行中は鬼でして、所謂のレベル制のカンストまで鍛えられ、一騎当千の強面に鍛えられ、トロール達に鍛えられ、ノーライフ達に鍛えられ、弱いなと王達に鍛えられ、バチカンに鬼神父に鍛えられ、バチカンから派遣された鬼シスターに鍛えられ」
この為に夫婦の帰宅後に信に頼み事。
治療を引き受け、問題はないと連れてきた側を治療、このなるほどと納得された。
近くのカトリック教会に挨拶まわり、神父とシスターがわかるも、両親がモデル、芸能人、美形、容姿の整った側とわかるし、祈り方もカトリック、この寄付と戻る。
旅を続ける信、このヤクザの男性に挨拶。
「なんだおまえ?」
「旅の君主見習いです。色々と治せます」
「はあ、なら」
魔法に治す、納得と組長を復活、若頭を復活、組の様々を復活、この挨拶と魔法が使える武具をまとった少年。
「旅ね、組長したが、魔法に起こされたら、流石に二回目は大事にすんな」
「それがいい、俺は旅に戻るので」
旅の毎回、納得する周り、この風変わりな魔法使いが様々に治療等。
日本全国を流離い、道中に治療等、寄付金をもらい生計を立てる。
海外も流離いの旅、道中に治療等、戦場も流離いの毎回、道中に治療等、この風変わりな仕事をこなす少年に、君主見習いと名乗るも、奇跡の復活魔法を多用、この為に流離いの旅と噂にもなる。