二次創作の問題
今回、二次創作における問題に触れたい。
特定の個人を貶める意図はありません。
まず前提として、公式でも公開されているガイドラインをみせましょう。
1.本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの
2.暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの
3.特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるもの
4.反社会的な表現のもの
5.第三者の権利を侵害しているもの
(公式ガイドラインより抜粋)
このように定められている。
まず二次創作自体が問題と思う方もいるかもしれないが、基本的におおよそどのジャンルであっても節度を守っている限り、黙認されている。
二次創作を販売して利益を得ようという場合は、商用利用という扱いになったりで別の問題が発生するので、支援サイトなら大丈夫とも限らない。
基本的に、このように公開されている情報は知らなかったで済まされないので、意図して破るようなユーザーはこのジャンルに問わず問題を起こす悪質ユーザーともいえる。
今回はそのあたりを深掘りしたい。
pixiv、Fantia、skeb、patron、Discord等を利用して意図的にこのジャンルのR18作品を公開・支援目的とする悪質なユーザーが増えているのである。
一応前置きしておきますが、これらのサイトであっても規約違反である。見かけた場合通報することをオススメとする。
たちの悪いことに、X等で公式タグを利用している者、検索よけの為に伏字・モザイク等で許されると思っている悪質な常習犯もいるのである。ついでに支援したら差分公開しますというフィッシング詐欺と似た手口に慣れている。(詐欺ではないかもしれないが、ガイドライン違反なので合法ですらないが)
これらのユーザーに共通するのは、はジャンルを食いつぶすまで利用してできなきなったらポイである。
今回問題として取り上げた理由でもあるのだが、このジャンルには、権利を持つのが開発運営だけではないという点だ。
キャラクターの制作・開発に関わる著作権は運営会社である某C社であるのだか、名前の利用権を持っているのはモチーフとなった馬のオーナーであるという点だ。
本当であれば、グッズ販売等でそのキャラクターを利用したいという場合、両方の許諾が必要になるというものである。名前自体が自由に使えるフリー素材ではないというものである。
(開発には一部、使用の度に許可取りが必要となるケースもある)
単純な話、そのあたり自由に作りたいのであれば、明確に許可されたジャンルですればいい話なのである。
しかしながら、規約に反し、いわゆる同志を募って輪を広げようという輩も少なからずいるのが現状である。
我々にできるのは、通報・ブロック等を活用した上で自衛することだ。
たとえフォロワー数が多くてもその人となりは保証できない。
残念ながら自称イラストレーターであっても違反するし、商業デビューしていても無視する人はいるし、AI生成を利用した見境のない人もいる。
基本的に注意したところで辞めるはずがない、言葉の通じない宇宙人のようなので黙って通報・ブロック・ミュート等うまく使うべきである。
ただし、グレーゾーンに過剰に反応するのはかえって余計な混乱を招く恐れがあるので、見極めが大事。
二次創作をより健全に楽しむのであれば、自分も他人も気を付けていかなければならない。
二次創作に限った話ではないが、ジャンルに沿った“配慮”はしていかなければならない。
現状語りたいことをまとめました。
異論も受け付けます。