ヘリプテラム
仙道アリマサさま主催『仙道企画その6(ボカロ企画その3)』への参加作品です。(作詞家になろう!企画。概要は頁下部より。)
⇒ 曲&素敵イラストがつきました! 頁下部の画像リンクから動画にとべます。
あの夜 瞳に映った 未来照らす光は
一呼吸だけ浮かんで 瞬く間に落ちたの
気がついたら周りは 追いつけない速さで
背中たちは遠ざかり わたしをひとりにした
誰も期待してないの 灯した光は人知れず消える
なのにね、懲りないわ、もう一度
羽ばたかせ 抱えていた 言葉をすべて空へと
この心の響きは 止められないから
他人の声は気にせず 走ればいいの あの日の
涙の価値知るのは 自分だけだから
飛んでゆける
何度だって
(仮名表記)
あのよるめにうつった みらいてらすひかりは
ひといきだけうかんで またたくまにおちたの
きがついたらまわりは おいつけないはやさで
せなかたちはとおざかり わたしをひとりにした
だれもきたいしてないの ともしたひはひとしれずきえる
なのにね こりないわ もういちど
はばたかせ かかえていた ことばをすべてそらへと
このこころのひびきは とめられないから
だれかのこえはきにせず はしればいいの あのひの
なみだのかちしるのは わたしだけだから
とんでゆける
なんどだって
途中の転調が印象的な曲なので、前半の焦燥が→開けて、疾走に変わる感覚を大事にしました。
創作でもなんでも何かを追うときのわたしたちって、何度落ち込んで打ちのめされても。まったく懲りないなあ……って感じ、ありませんか?(^^;
そんな人の愛すべき弱さと強かさを、曲を聴いたときの印象から、応援ソングのイメージで書きました。
❁ ヘリプテラム(Helipterum)……キク科の花。ギリシャ語の “helios”(太陽)と “pteron”(翼)から、「太陽の翼」。
/別名:ローダンセ(Rhodanthe)……ギリシャ語 “rhodon”(バラ)と “anthos”(花)から、「薔薇色の花」の意味。
種には綿毛があり、タンポポのように風に乗って飛んでいきます。白色の花言葉は「飛翔」。
どんな花か参考までに、↓に写真を載せます(フリー素材)。
時間が経っても色褪せずに美しい花だそうです。
詞自体が素直な表現で綴った感じになったので、インパクト?印象?はタイトルに担ってもらいました❁
ご覧いただきありがとうございました!