表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

やる気について

作者: まつもとけいいち

 二〇二三年 十一月十七日 金曜日



 とりあえず書き出すが、これはただの日記になるのだろうか。


 部屋の片隅に落ちていた、昔何かのために印刷したコピー用紙の裏紙を使って、今日起こったこと、思ったことを手書きで記そうと思う。


 ふと紙を裏返してみたら、どうやらこの紙は数年ほど前、僕がまだ物事に対する学習意欲を失っていなかった頃の産物らしかった。表面には、応用情報技術者試験の過去問が印刷されていて、おそらく僕の字で解いたと思われる筆跡が残っていた。


 あの頃の自分はプログラマー、システムエンジニアとしては仕事をしておらず、大学院生だった。どんどんと新しい技術を手に入れてやる、なんてことを思っていただろうか。


 間違えた問題には赤ペンで覚えるべきポイントを丁寧に書き、さらには正解した問題まで、次も間違いまいと丁寧な解説を書いている。数年前の僕は、どうやら今の僕が思っている以上に、勉強熱心だったことがこの紙から伺えた。


 そんな過去問が印刷された紙も、今となってはただの『裏紙』だ。


 すこし、昔話が長くなった。『今』について話そう。


 『今』と括弧書きで書いてみたが、そんないっちょ前な今ではない。


 ちょうど比較対象が見つかったから比べるが、数年前の自分と比べると、今の自分は自堕落そのものと言って良いだろう。一応プログラマー、システムエンジニアの仕事はこなしてはいるが、結局のところ一次請けの身だ。元請けの人たちがやっている、ちゃんとした『ものを作る』仕事はほぼ回ってくるはずもなく、ひたすらつまらない雑務を毎日八時間、こなすだけであった。


 少し嘘をついた。正確に言うと、今日はひたすら雑務を『六時間』行っていた。


 リモートワークというものは便利だ。基本的に、一定の成果を出せば、会社から特別とやかく言われることはない。

 今週の前半の話になるが、珍しく仕事の意欲が湧いた瞬間が一瞬あった。スポーツで言うところの『ゾーンに入った』ってやつだろうか。そのときに二時間分のタスクをこなしていて、その成果物を今日の始業九時から十一時までのタスクとして勘定し、実のところその時間は部屋の掃除をしていたのだ。


 ここでポイントになるのは、会社から支給されているパソコンは、十分ごとにマウスのカーソルを動かさないとチャットツールがオフラインになってしまうことだ。しかし腐っても僕はプログラマーだ。一定時間立つとカーソルが自動的に動き、オンライン状態、つまりパソコンを操作している状態を保つことが出来るツールを開発したのだ。


 もちろん、このことは誰にも言っていない。日々待ち受けるつまらない雑務八時間に比べて、このツールを内職して作っていたあの時間は、今でも輝いていて、やる気に満ちていて、忘れることはないだろう。


 そうだ、この画期的なサボり専用ツールについて書いたところで、日々の仕事の話でも書こう。


 何行か前にひたすらつまらない雑務、という説明をしたが、これが比喩でもなんでもなく、途方もなく、つまらないのだ。具体的な作業については、会社のガバナンスの問題になるだろうから言わないが、例えるなら、そうだ、適当にパソコンのデスクトップ画面においてあるファイルを開いたら、マニュアルに書いてある行に、またしてもマニュアルに書いてある文字列をコピペして保存する。そういったものだ。


 そんなこと、仕事として成り立たないだろう、と思うかもしれない。しかしこれが不思議なことに仕事として成り立っており、毎月手取りで二十五万円というまぁまぁな金額を受け取っている。もうすぐ三十歳になるが、手取り二十五万円は趣味が無い僕に取っては十分すぎるお金だった。


 そんな感じで、こんな風に、僕は社会に疲れたサラリーマンの一人として、なんとか生計と立てているのが現状だ。


 驚いた、ざっと見た限りだと、もう一千文字を超えているだろうか。普段の自分なら、日本語の文章をここまで書き記すことなんてできないだろう。プログラムのコードですら、一日百文字でも書けば立派だというのに、勢いに任せて書いて正解だった。


 やっぱりそうなんだ。その時思ったことは、そのときに書いておくのが一番いいのだ。やれ構成だの推敲だの、おそらく物書きなんかはそういった作業をするのだろうが、それは本物の、本音の文章ではないのだ。結局のところ、今、自分が何を思っているかとか、何をやりたいだとか、そういったものはおそらく瞬間的なもので、その情熱をアナログな紙にぶつけることこそが、本来あるべき文章の形なのだ。


 かなり本題からはそれてしまったが、この勢いに任せて、今日思ったことをここに記していこう。


 テーマは『やる気』だ。


 『やる気』という言葉で、昔、辞書検索をしたことがある。その時の記憶が確かならば、その意味は『進んで物事を成し遂げようとする欲求』のようなことが書いてあった気がする。そのことについて、今日、同僚と話をしたのだ。


 話をしたと言っても、お互いリモートワークだ。仕事で使うチャットツールで、会社にバレないように一対一で文字で対話をした。


 その同僚、以下『彼』と呼称するが、彼は俺と同じように、もうすぐ三十歳になり、手取り二十五万円の仕事で、ひたすらつまらない雑務をこなしている。


 そんな彼だが、僕と決定的に違うのは、趣味の有無だった。


 さっきどこかに書いたとは思うが、僕には趣味らしい趣味がない。仕事にしているプログラミングで作りたいツールも、さっき書きなぐったサボるためのツールくらいで、他にはインドア・アウトドア関係なくこれと言った趣味がなかった。強いて言うなら動画サイトでいろんな動画を観て時間を潰すことくらいだったが、それを趣味と言うにはいささか印象が弱い気がした。


 一方で、彼は僕とは違う。読書、料理、プログラミング、ヨガ、作曲、ランニング、英語の勉強、写真、筋トレ、ゲーム全般……と、今数えてみたら両手でギリギリ数えきれるくらい、多岐に渡る趣味を持っていた。

 彼とは入社以来の付き合いだ。ここでは一応『趣味』と言わせてもらうが、唯一共通している趣味は、仕事でもあるプログラミングだった。


 入社してから数ヶ月の研修のあと、彼とは同じ部署に配属された。まだ流行り病が世間を賑わせていない頃、オフィスに通うのが当たり前だった時代は、机も隣同士で仕事をしていたのを覚えている。


 その時だ、彼の趣味の多様性を知ったのは。


「松本はなんか趣味ないの?」

「うーん、特にないかな、あ、そうだ。動画サイトでレコメンドしてきた動画みるくらい?あとは……プログラミング?」

「えー、何にもないじゃん。つまんなくないの?」

「いや、別に……」

「俺なんか趣味多すぎて時間足りないくらいだぞ。読書、料理、庭いじり――」


 以下は略だ。そんな会話をしたことを覚えている。


 つまんなくないの? という彼の言葉は、少なからず僕の心に刺さったのを覚えている。


 自分はつまらない人間なのだろうか。


 勢いで文章を書くとこういうことになるのか、少し前置きが長くなったが、そう、やる気の話をしたかったのだ。


 今日、彼から久しぶりにメッセージが届いた。


「元気してるか?」


 元気だよ、と返信をしようと思ったが、果たして自分は元気なのだろうか? とここでやる気についての話になった。

 

「元気にはしてるよ。でも、やる気は無いかな?」

「なんだそれ」

「いや、なんと言ったら良いのかな、元気かどうかと、やる気があるかって、ちょっと違うと思うんだよね」

「というと?」

「うーん、そうだな、たとえば元気、ってのは、なんというか物理的な健康じゃん。ちゃんと三食食べてるのかとか、運動はちゃんとしてるのかとか」

「ほうほう」

「それに対してさ、やる気っていうのは物理的な健康というよりは心の健康? みたいなものだと思ってるんだよね」

「なるほど」

「だから、元気ではあるけど、やる気は無いかな」

「ふーん。なんか難しい話だな、なんか病んでるのか?」

「いや、そんなたいした話じゃないよ。でも、仕事内容も数年間変わらずで、言っちゃ悪いけど誰でも出来る仕事じゃん」

「それは否定しないが」

「それでやる気って、当たり前のように湧かないよね」

「そんなもんか?」

「まぁ、僕の感覚ではね。そっちはどうだ、三島。元気で、あとやる気はあるか?」

「わかんねえ。けど元気があるってことはやる気はあるってことなんだろうと思ってるよ、俺は」

「そうか。相変わらず多趣味なのか?」

「最近映画見るのと、小説書くのにハマってな」

「なんだそれ、また増えてるじゃん」

「そうなんだよね。時間足りないよ、こっちは」


 そんな他愛のない話をした。


 この後もチャットは盛り上がり、最近読んだ本が面白かった、新しい調味料が結構好みだった、なんかの話題で盛り上がって、しばらくはつまらない仕事のことを忘れることができた。


 その後はお互い仕事に戻って、チャットで浪費していた分の時間を『ゾーン』で取り戻すかのように、仮初めのやる気を出してなんとか仕事はオンスケ、スケジュール通りに終わった。


 そしてそれから何もやることがなく、そういえばやる気って何なんだろう、彼とも価値観が違ったよな、と思って、この日記を書くに至っている。


 彼の考えでは元気があればやる気も湧いてくる、というような言い方に僕は聞こえた。たしかに『やる気』を出すための『やる気』という概念を聞いたことがある。


 でもそれは、僕にはよくわからない概念だった。


 何かを達成したい、という気持ちからやる気が湧いてくるのならば、何かを達成したいと思っていない僕には、原理的にやる気がわいてくるはずも無いのではないか。


 そう思っている自分が居た。


 無趣味な人間のやる気の出し方、これがわからない。誰か教えてくれないか。と思っている。






 二〇二三年 十一月十八日 土曜日



 おそらくこれは日記になるのだろう。三日坊主という言葉があるが、今のところ一日坊主は回避している。なぜなら、昨日同様『裏紙』に、現在進行系で、文章を書いているからだ。


 今日は土曜日、完全週休二日制の会社は問答無用で休みだ。彼は寝る間も惜しんで小説でも書いているのだろう。


 それなら、俺は日記を書く。今決めた。これは、俺の趣味なんだと。やる気を出して、書こうと。


 とはいえ、まだ起きてからすぐで、特に何もやっていないので書くことがない。いや、どうせ時間が経過してもやることといえば、動画サイトで興味もあるかわからない動画を観るだけだ。話題が増えるはずもないか。


 とりあえずスマホを開いてみた。動画サイトからレコメンドで『ベテルギウスがそろそろ爆発?空前の天体ショーは間近か!?』という動画が表示されている。


 あれか、なんかそろそろ爆発する、しないとか言ってる恒星のことか。とりあえず観て時間を潰そう。おお、無駄に四〇分もある動画だ。暇つぶしにはなりそうだ。


 動画を観終わった。なんでもベテルギウスは地球から六〇〇光年の位置にあり、ある説によると、もう既に『超新星爆発』という大きな爆発が起きて、文字通り光の速さで爆発の様子が地球に向かってきているかもしれない、とのことらしい。もしかしたら明日夜空を見れば、いつもより大きく光る天体ショーが観られるのかもしれないらしい。


 で、動画を観ていてもう一つ気付いたことがある。


 普段なにげなく観ていた動画から、僕はいろんなことを学んでいたのだ。


 さっきのベテルギウスの件もそうだが、小笠原諸島へ船旅の方法、数十年前に活躍したサッカー選手のゴールシーン集、核兵器を持っている国の一覧など、ジャンル分けするのも一苦労ではあるが、今思い返せば色々な動画を観てきた気がする。


 それがなにか実学的なものであるかというとそんなことは全く無いが、とにかく、断片的な情報は持っているような気がしてきた。


 思えばそうだ、会社で上司と世間話をしているときも、明確に話題に困るというようなことはなかったような気がする。

 無趣味だと自覚している俺も、何かしらへの興味は芽生える余地があるのかもしれない。


 午後になった。午前中に家事全般は事務的に終わらせているし、ちょっと思い立ったことをしようと思う。


 『彼』に連絡だ。今日は仕事用ではなくプライベートなチャットで、こっちからメッセージを送ってみる。


「三島、いまちょっといいか?」

「は? なんでお前からメッセージくるんだよ」

「そんなに驚くことか?」

「いや、今までだってだいたいこっちからコンタクト取ってただろ、珍しいなと思ってな」

「たしかにそうかも知れないな」

「で、なんかあったか? お前から連絡してくるってことは、すごく悪い兆候か、逆にすごく良い兆候の二つに一つだ」

「それでいうと、良い方だと思うよ」

「おう、要件を言いたまえ」

「三島さ、最近映画見るのにハマったって言ってたじゃん」

「ああ、言ってたな。それで?」

「それでさ、なんかオススメの映画でもあれば教えてほしいな、と思って」

「……まじか」

「……え?」

「いやいやいや、松本、お前、やっぱり人間だったんだな!」

「なんだよそれ」

「お前、昔から無趣味だっただろ。趣味も動画サイト鑑賞ですーみたいな、つまんない人間だったじゃん」

「……それは否定しないよ。確かにつまんない人間だったかもしれない」

「それがお前、映画に興味とは――松本、お前の時代、来たな」

「なんだそれ。大げさだな」

「いやー、俺はお前のこと実は『特徴がなさすぎる人間』として友達してたんだよな」

「そんなカテゴリあるのか」

「いや、だって、おもしろいじゃん。こんなにもこの世には娯楽があるのに、何も楽しんでないやつ。でも普通に会話は通じる。割りと面白いぞ、俺からしたら」

「そんなもんなのか」

「ああ。……それが一歩、踏み出したんだな、松本の『個性』を探しに」

「いやいや、さっきから大げさだって」

「ああすまん、ちょっと感激してしまってな」

「……で、話を戻すけども、オススメの映画を一本、教えてほしい。家でネットとパソコンさえあれば見れるやつで頼む」

「わかった。……ちなみに、ジャンルとかの指定はあるか」

「ジャンル……? よくわからんから指定なしで、三島が一番僕に観てほしいものでいいよ」

「わかった。15分まってくれ」

「そんな待たされるのか」

「それはそうだろ。ちなみに、今までに映画を鑑賞した経験は?」

「……ない、ね」

「ほら! そんなやつに始めて映画を見せるんだ。生半可なチョイスじゃもったいない」

「なるほど。じゃあ、期待しとくよ」

「ああ、決まったらまた教えるからちょっと待て」

「わかった」


 まず最初に驚いたのは、僕のことを『特徴がなさすぎる人間』として友達してくれていたことだ。たしかに、俺の人生思い返してみれば、友達と呼べるような人は殆ど居なかったかもしれない。そして今になって、そんな僕と対応に友達になってくれた彼には感謝の念しかなかった。


 十五分ほど待つと、彼から映画のタイトルとその映画が見れる動画サイトの情報が送られてきた。本当はいけないことらしいが、彼は僕に映画を見せてくれるために、自身のアカウントを貸してくれたらしい。

 そんな彼からのオススメ映画、内心少し楽しみになっていた。今から観る。


 観終わった。超面白かった。


 映画の内容をかいつまんで書く。


 主人公はとある銀行の副頭取で、妻とその愛人を殺したという罪で不当に有罪判決を受け、とある刑務所に収監されてしまう、というところから始まる。刑務所の中で、主人公は多くの困難に直面するが、彼の知性、教養、そして銀行家としてのスキルを活かして、刑務所のスタッフや他の囚人たちとの関係を築き上げていった。また、主人公と親しくしていた別の囚人もいて、刑務所内での友情も芽生えていた。しかしながら、主人公は無実の罪で収監されていて、自身の無実を証明しようとするが、刑務所の腐敗した管理システムに阻まれる。しかし、彼は約二十年にわたり秘密裏に脱獄計画を進め、最終的に壁を掘り抜いて脱出に成功する。結末は、刑務所内で仲良くしていた囚人も仮釈放され、主人公が南の国の海辺の町で新しい人生を始めていることを知り、彼の元に赴き再開を果たすという、なんとも感動するものだった。


 なにがすごいかって、伏線がすごい。序盤のなんてことない描写が最終的な結末に直結していたりして思わず二回観たくなる作品だった。こういうのを伏線というのだろうか。


 そして何より、僕にとって衝撃だったのが、囚人たちが集まる屋根の上で主人公が刑務官にトンチをきかせて、仲間の囚人にビールを振る舞うシーンだった。


 当然ながら、刑務所ではアルコールの類いは基本振る舞われないのだろう。そこに主人公が颯爽と現れて、ビールを仲間に振る舞うという描写は自由そのものを表しているように思えた。


 また、主人公が刑務官の隙を見計らってレコードで音楽を流すシーンも気に入った。それもまた自由の象徴で、監獄の中に居ながらも、主人公は主人公なりの『豊かさ』を堪能しているように僕は思った。


 そして、これらから学んだことがあった。それは僕が生まれながらにして『自由』であることだった。


 数年前のことを思い出す。僕は優秀なプログラマーになろうとして、資格の勉強をしていた。あの頃の僕は『自由』であって、志があるという、心が『豊か』な人間だったのだ。豊かな人間は、志をもってそれこそ『やる気』に満ちあふれているのだった。


 昨日ふと思った『やる気ってなんだろう』という答えが出た気がした。結局のところ、人は外部からを刺激をやる気のスイッチとしているのだ。彼もなにかに押されて小説を書き始めたのだろう。


 僕にとっては、映画でも日記でもなんでも良い、何かを成し遂げたいという気持ちが大事なのだろう。


 この文章もある意味、僕のやる気の賜物だ。せっかくなので全部パソコンで打ち直してどこかに投稿でもしてみようか。


 昨日の自分のような、やる気の仕組みについてわからない人が、この駄文を読んで、誰かの背中を押すきっかけになれば、これ以上嬉しいことはない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ