表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私、貴女を奪っていい? “不倫から本命の貴方の奥さん”になるまで。 

作者: 七瀬
掲載日:2021/09/11








私は、既婚者の彼を本気で愛してしまった。

はじめは、“不倫”だと分かって彼と付き合っていたが...。

そのうち私は、本気で彼の事を好きになっていく。

【割り切った関係を俺としてほしい】と言われてはじまった不倫。

彼には愛する妻と子供がいる事も知ってて、付き合ったはずなのに。

もう、私は限界だった。

彼とは、既に3年も体の関係を続けていたからだ。

私は彼に何度もこの頃、言っていた事がある。



『ねえ? 私、本気で直登の事好きになったちゃったの! 奥さんと

別れて私と一緒に居てほしいの!』

『ムリだよ! それに初めに【不倫の関係】だからって言ってあるだろう!』

『それは、最初の話でしょ! もうあれから3年も経ってるのよ』

『俺は夕奈の事は、本気で好きだよ! “でも家庭も大事なんだ!”』

『奥さんの事は、私よりも好き?』

『そんな訳ないないだろう! 夕奈が一番だよ!』

『嬉しい!』





“奥さんに愛情があるのか? 私と奥さんのどちらが好きなのか?”

彼の口から、はっきりと言ってくれる事で私は安心していたのだ。

彼は、ちゃんと私に心が向いている。

でも? 子供も居るし離婚はできないと彼が言うのも分かる。

奥さんより私を彼は愛しているけど、子供の為にも別れる事ができ

ないだけ。

私は、彼のその言葉を完全に信じていた。





・・・でも? もう私も26歳になる。

私の女友達も、ちらほらと結婚し始めていた。

愛する旦那様と幸せな家庭を築いて、二人の間に子供もできて

マイホームの話などが出てくるようになっていた。



『ウチさーもう直ぐ子供がデキるのよ! だから旦那と話し合って

マイホーム買うか? 考えてるところなの!』

『ふーん? でもさー家買ってもローンとか? 大変だよね!』

『まあね! 旦那がローン返し終わるの、75歳だよ! 40年ローン

とかだよ! 生きてるのかな。』

『まあさー先の事とか考えるのやめようよー怖いじゃん!』

『恐怖だよね!』

『夕奈は、“独身だけど? 彼氏とかいるの?”』

『・・・ううん、好きな男性ひとはいるけどね。』

『えぇ!? どんな人なの? 年上? 年下?』

『年上だよ! まあ、いつかちゃんと彼と付き合いたいんだけどね。』

『頑張りなよ! 結婚なんかしても大変だし! 遊べる時に遊ばないと

勿体ないよ!』

『そうだよ! そうだよ!』

『・・・う、うん、』






所謂! 私以外に、この時来ていた女友達はみんな【勝ち組】だった!

結婚して幸せな生活を送っている。

遊べないと言うけど? その分、幸せを手に入れてるじゃない。

私なんか! 【不倫】だよ、そんなのみんなに言えないよ。

絶対に、普通の女の子が叶える幸せは私にはムリ!

私は、この子達みたいにただ幸せになりたいだけなのに...。

私も彼と一緒になりたい!






 *




でも、彼の【本音】は私の思っても見ないところにあった。



『俺さー3年も付き合ってる女が居るんだよな~!』

『えぇ!? 不倫相手か?』

『まあな!』

『どうするんだよ、奥さんと別れてその子と結婚するのか?』

『それはないよ! それより“新しい不倫相手が欲しくてさー”

新しい子に乗り換えようと思ってんだよね!』

『えぇ!? 別れるの? それなら、オレにくれよその子。』

『まあ、紹介ぐらいしてやってもいいよ、後はそっちで頑張れよ!』

『分かった、分かった! 頑張るわー!』

『じゃあ、次の金曜日の夜にセッティングしてやるよ。』

『おう! サンキュー!』









・・・まさか!? 彼は私に既に飽きているとは想いもしなかった。

彼の裏切りを私は許さない!

女の子をなんだと思ってんのよ!




最後までお読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ