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なにもしない

「有名俳優 真中仁さん。殺人か!!」

各テレビ局で特番が組まれている。


何か有益な情報はあるのだろうか。


「彼はスキャンダルなどないクリーンな人間でしたからビックリですね」

芸能レポーターが驚いた口調で話す。


「現場から中継をお願いします」


「お、ここの町に中継きてるじゃん」

私は思わず身を乗り出す。


「た、本当だ。見に行く?」


「めんどくさいよ」



「こちら現場です。現場は…」


「現場の状況をリポーターが伝えているが私達が現場で見たものと特に代わり映えはしなかった。


「ねぇ、やっぱり仁さんのところにもう一度行こうよ」


「そうだなぁ、あいつに聞いた方が早そうだな」


「あいつって言わない」


「でも明日ね」


「え、今すぐいかないの?」


「ああ、今回の事件は待ってた方が解決しそうな気がする」


「興味ないだけじゃないの?」


「そうでもねぇぞ」

おじさんが現れた。


「あれ?いたんだ」

由梨が声をかける。


「由梨の言う通り1日待った方がこの事件は進展があるかもしれない。特に有名人の事件はね」


「ふーん。そういうものなのね」


そして、翌日…


「俳優の真中仁さんを殺害した犯人が自首したとのニュースが入りました」

キャスターが慌てて報道する。


「由梨ちゃん、観て捕まったって」


「お、よかったじゃん」


「でも、ニュースだと1人だけ自首したって」


「へぇ、こりゃ罪悪感に耐えられなくなったか?」


「ねぇ、仁さんのところに行ってみない?」


「別にいいけど、でもこのまま黙ってても芋づる式に共犯者は捕まるだろうな」


「でも、成仏できるかは別でしょ」


「まぁね、じゃあ行くか」

私達は仁の殺害現場に向かった。


「あ、まだいるね」


「そうだろうな」


「仁さん」

仁はこちらに気づいてにこりと笑う。


「やあ、君たち」


「仁さん、犯人の1人が自首しましたよ」


「なんだって!!そいつの名前は?」


「え、えっと」


「風間悠哉」

私は名前を言う。


仁は言葉を失っている。


やっぱりな…


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