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作戦開始

そして、翌日…


「ここって」

望が目の前の家を見て言う。


「そう、美奈子の家だよ」


「え、どうして?何しに来たの?証拠を掘り返すの?」

望は質問をつづける。


「まぁまぁ、見てろよ。いくぜ」

由梨は足元に置いてあった石をおもいっきり窓に目掛けて投げる。


ガシャーン


「よっしゃあ、ナイスコントロール」

私はガッツポーズをした。


「ちょ、ちょっと何やってんの?バカじゃないの」

望が私の手を抑える。


「バカって言うなよ」


「どうみたってバカでしょ」


望の言葉を無視して門を開ける。

そして置いてある車のフロントガラスに大きな石を投げつける。

車のフロントガラスは大きな音を立てて割れる。


「ヒドイ、由梨ちゃん」


「そろそろかな」


「なんだ、なんだ行きなり。父親が慌てて出てきた」


「お、出てきた。出てきた」


「お母さん、私の部屋の窓が」

美奈子は母親に泣きついている。


「なんなの?これはもしかして被害者の家族が…」

母親が父親に言う。


「よせ、大声で言うな、あ、私の車も割れてる!!」

父親が慌てる。


「あのどうかしましたか?何か大きな音が聞こえたんですけど…」


「あ、あなたは誰ですか?」

父親がさらに慌てる。


「ああ、私は刑事です。偶然ここを通ったらガラスの割れる音がしたので」

その刑事は警察手帳を見せる。


斉藤刑事だ…


まったく根回しが早いな。


「もし、よろしければ中に入ってもよろしいですか?場合によっては応援を呼んで警備させますよ」


両親は顔を合わせる…2人とも顔が青ざめる。


「どうしました?何か不都合でも?」


「い、いえ、大丈夫です。お願いします」


「わかりました。ついでと言ってはなんですが。少し事情を聞かせてください」


「はい、わかりました」

ごくりと父親は唾を飲んだ。


斉藤刑事は家の中に入っていった。


私たちも慌てて後を追いかけた。



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