作戦決定
私と伯父はあの管理人のおばちゃんが持ってきたチラシに目が行き思わず声がでていた。
私はチラシを手に持って言う。
「ねえ、伯父さん。管理人のおばちゃんにこのチラシをもって営業に行ってもらってさ、それでさりげなくあのおっさんの家も訪ねてもらうのはどう?それで、近所の人にあの家誰もいないのか?とかいつからいないの?とか聞いてもらってさ近所の人を誘導してもらえば自然じゃない?あのおばちゃんなら出来るでしょ」
私は少し得意気に話していた。
「ああ、それが良いかもしれないな。でもおばちゃん、ただで手伝ってくれるかなぁ」
「…」
沈黙が続く。
仕方がない、手段は選んでられないか。
「よしそうしたらさ、あの例のヨウチューバーだっけ。そいつが近々入居するんだろ。そいつが入居してヨウチュウブの撮影を始めたらさ。私が部屋に入って心霊現象を起こすよ。管理人のおばちゃんには伯父さんが仕掛けたトリックとか何とか適当に言えばさ。そうすれば、また話題になって入居者が増えるとか言えば手伝ってくれるんじゃない?」
私は本当は乗り気ではないが提案した。
「なるほどね、たしかにそれならやってくれそうだな。でも由梨お前いいのか?」
伯父もあまり乗り気ではないらしい。
「そりゃあ、進んでやりたいことではないけどしょうがないじゃん。もうこの方法しかないただろ」
伯父はふぅと一息つく。
「わかった、じゃあ俺がおばちゃんに話つけてくるわ」
「上手く頼める?」
「ああ、俺に任せとけよ」
なんだか、不安だけど任せるしかないか。
「じゃあ頼むよ、伯父さん」
「おう、じゃあ早速おばちゃんを呼ぶとするか」
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