旦那との接触と真実
私は警察署の前にいた。確立的に確証はないが、妻を自分の手で殺めてしまった後悔で自殺をしたのならおそらくこの世に残っているだろう。私は警察署内に入っていく。
しかし、取調室ってどこだろう。しかたない一個一個あたっていくしかないか。しかしまさか旦那が犯人だとは。
だから家にはいなかったのか。ということは私たち家族の交通事故相手も今頃逮捕されているのだろう。そんなことを考えながら歩いていると。それっぽい部屋があった。
いた、独特のオーラをみにまとった男がぽつんと座っている。
「おじさん、林郁夫さんですよね」
男はびくりとしながらこちらを見た
「わ、私が見えるのか?君は霊能力者かなにかか?」
私は一拍置いて
「ううん、おじさんと同じ存在だよ。死んでます」
おじさんは私を上から下までしげしげと見る
なんだか気分がわりいな。
「あの。奥さんに言われて郁夫さんがどうしているのか見にきたんです。まさか死んでるとは」
「妻にもあったのか?妻は私を恨んでいただろう?」
「いえ、むしろ一人で暮らしていけているか心配してましたよ。過去の・・・のろけ話てきなことも聞かされましたし」
「そ、そうか」
男は安心したような顔つきになった。
「あの、奥さんは事故現場にまだいますよ。行ってみてはどうですか?」
「そ、そんなことはできない。私はあいつを殺したんだ」
「話してみないとわからないでしょう。明日、私が迎えに来ますからそれまでに覚悟きめといてくださいね」
「ちょっと君・・・」
私は警察署を後にし家に帰った。
「ただいま」
私は上機嫌で言う。
「おい、旦那にあってきたのか」
伯父が強い口調で問い詰めてきた
「あ。うんやっぱり気になっちゃってさ」
「もしかして直接会わせる計画なんか立ててないだろうな」
私は思わずは怪訝な顔をする
「え、したよ。明日私が旦那を向かいに行って直接あわせる話をしたけど」
「そいつはだめだ、由梨」
「なんでだよ。お互いに話せば二人で成仏できるかもしれないじゃない」
「違うんだよ」
伯父はさっきから煮え切らない話し方をしてくる。
「なにがだよ、はっきり言えよ」
私の口調が汚くなる。
「旦那の郁夫は浮気相手と一緒に車に乗ってたんだ。で、たまたま妻の着信が入ってあわてて携帯をきろうとしたらしい。それでわき見運転をして妻をはねたと」
「なにそれ。ふたりともそんなこと言ってなかったよ」
「お前の言うことがただしいなら死の直前妻は浮気相手と一緒にいる旦那にひき殺されているのを記憶しているだろう」
「うそでしょ・・・じゃあ、あの家にいたのは娘じゃなくて浮気相手だったのかよ」
「もう忘れろ。明日はどこにもいくな」
私は黙って隣の部屋に入っていった。
最初に言えよ。また失敗した。私は布団の中で悔し涙を流した。
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