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証拠

ガチャリ

沙夜が帰ってきた。


沙夜はアパートについてすぐに母親の部屋に入った。


私も後を追う。


部屋は整理されている。


沙夜は押し入れをまず見る。


どうやら何もないようだ。


ベッドの下も覗いてみるが何もない。


次は本棚。至るところを探すが目ぼしいものはないようだ。


疲れたのか、沙夜はそのまま横になった。


助けてやりたいが私もこの部屋は何度もみたが証拠らしい証拠は出てこなかった。



沙夜が何かに気づいたのかベッドの下に潜り込む。


「何よこれ?」


張り付いているものをはがす。


これは写真を入れるアルバム?


一枚めくってみる。


すると、今まで殺された人達が恐怖に怯える顔が写真にはあった…


そして、遺体の写真も…


「な、なんなのよ…」


「すげぇな、こんなものをコレクションしてるとかサイコパスじゃねぇか」

もちろん私の声は沙夜には届かないはずだったが


「え、今声が」


え、私の声が聞こえたのか!?


「気のせいか…」

沙夜は苦しみをこらえながら一枚一枚ページをめくっている。


すると沙夜の目から涙が出ていた。


まぁ仕方ないよな。自分の母親が殺人鬼だったんだから。


すると、沙夜のスマホの着信音が鳴る。


沙夜はスマホを投げ捨てた。


しかし、一向に鳴り止まない着信音にしびれをきらしてスマホの画面を見る。


「警察署の番号…」


沙夜は慌てて電話をとる。


「はい、南川です」


「南川沙夜さんですか?」


「あ、はい」


「今そちらに警察が向かってますので、その警察の指示にしたがってお母さんの病院へ来てください」


「えっ?おか、母に何か?」


「事情は病院に着いてから説明します」


「わ、わかりました」


なんだ、また病院で自殺未遂パフォーマンスか?

私は腕を組んでベッドに座る。


沙夜は慌てて外出の準備をしている。


ピンポーン


インターホンが鳴る。


「はい」


「警察です、南川さんですね」


「あ、はい。今開けます」


目の前には女性警官が立っていた。


「事情は聞いてますね?」


「は、はい、詳しくは聞いてませんが」


沙夜は女性警官の後に着いていく。


さて、私はどうするか…

一緒にパトカーに乗るわけにも行かないしここで待つか。


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