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行きたくなかったが

ここ来たのって数年前いとこが事故死した時以来だな

俺が埋葬されている墓に行った


両親の実家がある某県

一族の墓がたくさんある


その一角に比較的新しく作られた墓石がある

本来ならまだ誰も入ってないはずだった

年老いたとはいえ両親はまだ存命だからな


ふとみると

墓石の脇に俺の戒名らしきものと命日が刻まれている


他の墓はわりと手入れされていて花も供えられているが

俺が埋葬されている墓は誰も来ていないらしく

まだ新しいはずなのに花もなければ

雑草だらけになっていて廃墟のよう


俺の両親も

自分たちが先に入るはずの墓に

息子である俺が一番で入ってしまったもんだから

なんとも複雑な気持ちだろう


決して親孝行とは言えなかった俺だが

そのくらいはわかる


何か悪いことした気がするんだよな


鬱蒼としていた我が家の墓地区画を

時間かけて草むしりしておいた


時間だけはイヤってほどあるからな


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