閑話 良い1日
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レオ様視点です
待ちに待った、シュゼット家でのお茶会……
今日……マリア様に会えるんだ!
お嬢様が、「マリーとだけ私の部屋のベランダでお茶を飲みたいの!」とごねてくれたお陰で、自分の俺のいれたお茶を飲んで貰える……
ナイスです!お嬢様……!
*
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いつもより張り切って、お茶の準備を。
テーブルクロスは、とりあえず可愛い花柄に。
マリア様は、ミルクティーを飲めるかな……?
色々考えていると、お嬢様が部屋に入ってきた。その後ろにいるのは……………マリア様だ!
俺の気分は最高。話したいなぁ。
おおっと。業務中、業務中。
帰り際に……話しかけられたらそれで……
って思ってたのに!なんでこーなったんだ!?
お、おおお、おれは。
なぜ今、この席に?
__マリア様が、俺が座らないと自分も立つとおっしゃったから……
じゃあ、お嬢様の分のミルクティーを俺が飲んでるのは?
__マリア様が、「私とお茶を飲むのは嫌?」と言ったからだ……あれは、可愛すぎたし、正直負けた。
何を話せば……?
不意打ちで……なにも思い浮かばない……うぅ。
頑張れ、俺。
「レオナルドさん、ミルクティー美味しいわ。いれるのが上手いのね。」
マリア様が……マリア様が美味しいって!!
俺は心のなかで舞い上がる。
……今なら空も飛べるかもしれないな。
*
*
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そのあとは、呼び捨てで呼んで貰えるようになって、名目は身分だけど……距離が近くなったようで嬉しい。
俺の名前を呼んで貰えるなんて……夢みたいな話だな。
趣味の話もして、俺が恥ずかしながら恋愛小説も読むと言えば、誰でも読むから恥ずかしくないと言ってくれた。マリア様も好きなのだとか。良かった……
でも……マリア様が読んだことのある本の話?は少し……違和感?があったかな。読んだことのあるというよりは、実体験に近い気がした。
まあ……そんなはずは無いか。お話の中に生き返るなんてあるはずが無い。
あ!あと、マリア様は趣味でお菓子作りをするらしい。それに付き合うと思って、今度は食べてほしいと言われた。マリア様の手作りが食べれるんだ……ふふ。思わず、にやけそう。
いや、実際めちゃくちゃにやけてただろうと思う。気持ち悪がられないか心配だけど……しょうがないだろ。マリア様が可愛すぎるんだから。
思い返すと良い1日だったな。
お嬢様が帰って来て、席を譲るのが惜しかったけど……しょうがない。俺は従者だ。
でも……きっといつか、マリア様に見合う男になって、この思いを伝えられたら……いや、伝える。伝えられるように絶対なろう。
俺はそう心に決めた。
それに、明日もマリア様とお嬢様は遊ぶのだそうだ。
街に遊びに行くんだとか……
はっきりいうと、商業は栄えているが、治安はよくない。明日は大変になるぞ……
でも、明日も会える。
俺は精一杯、街の奴らから二人を守ろう。
次回も街での出来事を、レオ様視点でお送りいたします!




